ラロ・シフリンのシブい傑作『シノーラ』サントラ音盤化!
人気のサントラ・コレクターズ・レーベル「イントラーダ」が、2012年よりユニバーサル映画100周年記念企画を『シャレード』からスタートさせている。
そのシリーズで、続いてリリースされているのが、クリント・イーストウッド作品で、今までサントラ・アルバムが出ていなかったもののリリースである。
音楽ディー・バートンの『荒野のストレンジャー』が10月に、音楽ラロ・シフリンの『マンハッタン無宿』が11月に発売されたが、今度は、音楽ラロ・シフリンの『シノーラ』が登場。
西部の町シノーラで、雇われた男ジョー・キッドは、自分を雇った男こそが、町にとっての悪そのものであったことを知り、怒りが炸裂する。
『ジャッキー・ブラウン』や『ゲット・ショーティ』などの犯罪映画の原作者としても知られるエルモア・レナードのオリジナル脚本を、名匠ジョン・スタージェス監督が5年ぶりに自身の得意ジャンルに復帰。
そして、主演がクリント・イーストウッドである。
そして、音楽はラロ・シフリン。ストイックに雰囲気を盛り上げ、ネオ・ウエスタンとでもいいたい、それまでの怒りのウエスタン的メロディとは少し違うモダンさを感じさせる、まさしくジャズ・ロックなテイストでひきしめる。
ウエスタンというより、ハードボイルドのサウンドとして、ラロ・シフリン・ファンも堪能できる作品だ。
イントラーダは、ファンの方、ご存知の通り、枚数での限定は設定しないが、販売が落ち着いた時点で、販売を完了させるという方法をとっている。瞬時を争ってオーダーしないと入手不可能、ではないが、気になる方は、気になったその時にアクションをとってほしい・・・そんなメッセージがこめられた販売方法である。
名作であることは間違いない『シノーラ』サウンドトラック。シブくかっこいいサントラを聴きたい方は、ぜひ。
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2013年01月25日 13:52