ヘンリー・マンシーニ愛の名編『ひまわり』のフィルム用マスターが初音盤化!
スペインを拠点に、近年、勢力的に名作音源復刻シーンにすっかり参入しきっているQUARTET RECORDSが、ついに発売100タイトルを迎えた。
そして、その100番目の記念的タイトルが、日本以外では、初の CD化となる、そして、今回、フィルム用マスターも初音盤化となる、不朽の、愛の名作、『ひまわり』である。
音楽は、もちろん、誰もが知るヘンリー・マンシーニであり、誰もが知る、あの美しい、「ひまわり 愛のテーマ」がある。ただ、マンシーニといえば、おしゃれに美しいタッチの印象の中で、この哀しいメロディ。そして、そう、この映画は、イタリア映画である。ハリウッド映画ではない。
アメリカン・メジャーの作品でない、ということもあり、アメリカを原盤とする多くのマンシーニのベスト盤には収録されておらず、かつ、ウエットな映画のタッチが、日本の映画ファンを中心に、熱狂的なファンを生むことになったといえる。
そして、マンシーニといえば、そう、かの「フィルム用とアルバム用のマスターをそれぞれ用意する」ことで、広いリスナーへの目配りでも有名なマエストロ。昨年は、『シャレード』『ハタリ!』のイントラーダでのフィルム用マスターの音盤化も話題になった。
そして『ひまわり』のフィルム用マスターの初音盤化である。おしゃれなマンシーニとはまた違う、ドラマティックなマンシーニの映画での音楽演出を楽しめることとなる。
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2013年03月19日 18:21