ジョン・ブライオンが音楽担当のアニメ『パラノーマン ブライス・ホローの謎』
あのジョン・ブライオンが、アニメーション映画のスコアを担当した!
そんな、音楽ファンにも興味津々な作品が『パラノーマン ブライス・ホローの謎』。
死者の姿が見える少年が、町を救う冒険ファンタジー。
ストップモーション・アニメの傑作『コララインとボタンの魔女』の製作会社ライカ・エンターテインメントの第2作となる本作。
『コララインとボタンの魔女』は、幻想的なサントラをブリュノ・クーレが担当し、歌曲をゼイ・マイト・ビー・ジャイアンツが製作する、といったちょっと通向きなスタッフであった。
そして、今回は、なんと、『マグノリア』『エターナル・サンシャイン』のナイーヴなポップセンスをもつ大御所プロデューサー、ジョン・ブライオンである。
サウンドは、もちろん、冒険アニメーションらしい活劇感たっぷりのオーケストラ・サウンドもあるが、ブライオン・ファンも納得の、不安げな少年の雰囲気とでもいうべき、ちょっとミニマル・ミュージックの香りももつブライオン・ワールドも、そこかしこにのぞくことができるのである。
映画は、いよいよ日本公開で、3月29日(金)からTOHOシネマズ みゆき座ほか全国ロードショー。