エイジアン・ダブ・ファウンデイション最強布陣による最高傑作
痛烈な社会風刺や、片時もブレる事の無い政治的メッセージ、ダブ/レゲエ、バングラ、ロック、パンクなど幅広い音楽をクロスオーバーさせた無国籍なサウンド、そしてフジロックや世界中の名立たるフェスでの伝説的ライブ・パフォーマンスで知られるエイジアン・ダブ・ファウンデイションの最新作!今回最大の注目は、2011年にロンドンを中心に勃発した暴動をきっかけに、バンド結成時の中心メンバーであるドクター・ダス(bass)が7年振りに復帰、さらには、ロッキー・シン(drums)、ゲットー・プリースト(Vocal)という人気・実力を兼ね揃えたメンバーが再集結した最強布陣だということ。また新メンバーとして、凄腕フルート・ヒューマン・ビートボクサーのネイサン・リーも正式加入。さらに客演陣は、先行カット “Radio Bubblegum”では、FaithlessやLee Perryの作品への参加でも知られるLSKが歌声を披露し、ナガMCらイーストロンドンの若きMCたち、カルカッタのラップ・グループ=ガンドゥ・サーカスやデリーのインパール・トーキーズもフックアップ! バンド自身も、結束力の強さはバンド史上最大の旋風を巻き起こした『エネミー・オブ・ジ・エネミー』を超えると語っている。さらに本作は、その『エネミー・オブ・ジ・エネミー』をプロデュースした〈ON-U SOUND〉レーベルの総帥、エイドリアン・シャーウッドがプロデュースを担当していることにも要注目!
本作は2011年のロンドン暴動と〈アラブの春〉以降さらに混沌とする世界情勢を切り取った作品でもあり、シリア情勢にフォーカスした“Get Lost Basher(Trk.8)”が象徴するように、ここにはADFらしい辛辣なメッセージが詰まっている。結成から20年、『エネミー・オブ・ジ・エネミー』から10年。本作はADF第三章の始まりを宣言する作品であり、混乱した世界にヘヴィーなベースラインによって風穴を開けようとする作品でもある。覚悟して喰らうべし。日本盤ボーナス・トラック収録!
さらに旧作6タイトルも廉価版リイシュー!