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マーク・エルネストゥス他<FUJI ROCK 2013>出演WORLD系アーティスト

●MARK ERNESTUS PRESENTS JERI-JERI

Jeri Jeri

想像だにしなかった強烈なアルバムが登場!ベーシック・チャンネル名義でいわゆるダブ・ミニマル・テクノをモーリッツ・フォン・オズワルドとともに作り上げたマーク・エルネストゥス。テクノ・ファンにはおなじみのヴェテランですが、リズム&サウンド名義でやはりモーリッツ・フォン・オズワルドとともにダブ~レゲエ・サウンドに深く傾斜したことももちろんご存じでしょう。エルネストゥスはベルリンの老舗レコード店ハードワックスのオウナーでもあり、ベルリンのクラブ/レゲエ・シーンのキーパーソンでもあります。さらにイギリスでもっともクールなレーベルのひとつであるオネスト・ジョンズにも深く関わり、トニー・アレンやコノノNo.1のリミックスを手がけ、クラブ・ファンにも話題となった南アフリカの高速ダンス・ミュージック『シャンガーン・エレクトロ』をコンパイルしたのも彼の仕事でした。 そんなアフリカ音楽にも造詣が深いエルネストゥスは、2011年、オリジナル録音を調査しにセネガルとガンビアに向かいます。しかしさまざまな偶然が重なり、結局彼はユッスー・ンドゥールの使用で有名なシッピ・スタジオでセネガルの名立たるミュージシャンたちと録音することに。そうして完成したのが本作『800%・ンダッガ』。 バーバ・マールやンベネ・ジャッタ・セックといたシンガーや、多くのパーカッショニストやマリンバ(木琴)奏者たちと作り上げた作品。とはいってもエルネストゥスはここで無理にエレクトロニクスを使用することなく、リヴァーヴやディレイを使って奥深い音響でドープなグルーヴィーなセネガル音楽を聴かせてくれます。そして『ンダッガ・ヴァージョンズ』は『800%・ンダッガ』からヴォーカルを抜いたインスト・ダブ・ヴァージョン。これがまたヴォーカル・ヴァージョンよりもさらにドープ! テクノ~レゲエで鍛えた音響センスとアフリカの懐の深いリズムがミックスされ、耳を傾けるとかなり引き込まれます。クラブ~レゲエ~アフリカ音楽と幅広い層にアピールすること間違いないでしょう。

 

 

 

 

●FERMIN MUGURUZA


Fermin Muguruza

2000年の初来日から着実に地盤を堅め、ここ日本でも多くのファンを獲得したフェルミン・ムグルサ。盟友マヌ・チャオらと共に世界に警笛を鳴らし続けること30年。そんな彼の生き様とも言えるキャリアをまとめたベスト盤が発売。

バスクが生んだレベル・ミュージック・シーンの地球代表、フェルミン・ムグルサ。そんな彼の壮大な音楽人生を一つにまとめあげたベスト盤。盟友マヌ・チャオやフィッシュ・ボーンのアンジェロ・ムーア、レゲエ・レジェンドであるUロイにトゥーツたちとの共演作を始め、ブリストル・サウンドの生き証人であるロブ・スミスに盟友ルーデ・ハイファイのリミックス・ワークから、彼がプロデュースしたバスク版スリッツ、スロアック(9月国内盤リリース予定)の楽曲のカヴァーやアルバム未収録曲を収録した濃厚な内容!ロス・ファブロソス・カディデラックスやマヌ・チャオと並び世界のロックラティーノ・シーンをリードし続けるフェルミンのベスト・オブ・ベストと言える内容は彼のファンはもちろん、ジャンルを問わず多くのミュージック・ホリック達を虜にする!

 

 

 

【FERMIN MUGURUZA】
フェルミン・ムグルサはスペインとフランスに挟まれた地域バスクのイルン出身。80年代からコルタトゥというバンドでキャリアをスタート。その後、ネグ・ゴリアックを結成。MTVスペインは「ネグ・ゴリアックは、スペインの90年代ロック・シーンを代表するバンドである」という評価をしている。この頃に自らマネジメントをし、レコード・レーベル「Esan Ozenki」を設立。1999年からソロとしてのキャリアをスタート。01、04、07年とFUJI ROCK FESTIVALに出演。マヌ・チャオが最も尊敬するアーティストだという。

 

●VERY BE CAREFUL


Very Be Careful

フロム・L.A.。世界最高のクンビア・バンド、ヴェリー・ビ・ケアフル・イズ・バァーーック!酒だ、酒もってこい!きょうはとことんだ。わかるよな!?奴らがやってくるんだ!踊るぞ踊るぞ!

その人気は既に定着、多くのミュージック・ラヴァーから一つのジャンルと認知されたクンビア。発祥はコロンビア、現在ではその素晴らしさに気付いた世界各国のアーティストに演奏されている。中でもヴェリー・ビ・ケアフルは間違いなくその最高峰に君臨するバンドだ。哀愁と高揚のアコーディオンのメロディ。自由に行き来する、まるで波の様なベースライン。これ以上ない絶妙な魔で入るMC。リズムをキープし続けるパーカッションにカウベル。スクラッチのようにアクセントを加えるグィロ。その一つ一つの音を繋げるのは深い絆で結ばれた、熱く優しい心。こんなバンド、他にはいない!

 

 

【VERY BE CAREFUL】
ロス・アンジェルスを拠点に活動するヴェリー・ビ・ケアフル。コロンビアで生まれたクンビアを奏でるバンド。クンビア発祥地コロンビアでもツアーを行い耳の肥えた現地の人々からも絶賛される実力はまさに最高峰だ。自身のルーツであるアイルランドの古い民謡との類似性を感じ、クンビアの虜に。偶然見かけたヴェリー・ビ・ケアフルのライブでファンとなり自身の前座を任せたジョー・ストラマー。日本初の生ダブ・バンドとして伝説的存在のミュート・ビートのトランぺッター、こだま和文氏といった同じミュージシャンやアーティストの中にも彼らのファンは多い。FUJI ROCK FESTIVAL、朝霧ジャム等を含め日本ツアーも行っている彼らは、どんな過酷なツアー日程でもその演奏力、アルコール摂取量が衰える事は絶対にない。各地の人々を魅了する、男なら誰もがかっこいいと、女子ならその悪い臭いで惚れさせてしまうステージ(生き様)を各地で披露。日本全国に多くのVBC信者が存在する状況を創り上げた。

 

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カテゴリ : ニューリリース | タグ : クラブ/テクノ

掲載: 2013年07月08日 18:40

更新: 2013年07月18日 13:00