〈WARP〉発衝撃の最新型IDMサウンド!ミステリアスな異能パテン新作
気鋭アクトを続々と輩出してきたレーベル〈No Pain In Pop〉に傑作『GLAQJO XAACSSO』を残し、メール・インタビューに音源や画像で回答するなどその変人ぶりは御大エイフェックス・ツインを彷彿とさせながらも今だその存在はミステリアスに包まれたままである異能パテンが<Warp>からリリースして大きな話題を呼んでいるEPに続く待望のフル・アルバムをリリース!エイフェックス・ツイン、オウテカ、スクエアプッシャー、プラッド、そしてボーズ・オブ・カナダら90年代<Warp>を代表するアーティストのDNAを受け継ぎながら、OPNやローレル・ヘイロー、アクトレスらテン年代以降のアヴァン・テクノの最新リポートとしても機能する本作はエレクトロニカ~ドローン、グリッチ、ヒップホップ、ジャズ、インダストリアル、サイケなど多様な音楽要素をマーブル状に溶解した衝撃の最新型IDMサウンドを披露!
まるでケヴィン・シールズとアーサー・ラッセル、そしてダニエル・ロパティンが一堂に会してセッションを行ったような衝撃のアヴァン・トラックM-1でリスナーの脳内を侵食すると、続くM-2ではサイケデリックな小宇宙へと放り投げる。その後も意識が白濁するアンビエント・トラックM-7、M-10を挿みながら、ミニマルなアンビエント・シーケンスの中をデジタル・チャントが繁殖していくM-3、濃霧のようなノイズの中をオリエンタルな旋律とともに変則ビートが切り裂いていくM-5、ナイトスラッグス勢のマシーン・ハウスとエイフェックス・ツインを激突させたようなもはや言語化不能の境地に達している衝撃トラックM-6、そして不穏なダウンテンポが徐々に熱を帯びながら突如狂ったハードコア・ブレイクビーツへと豹変するダメ押しのM-8!!2014年、新たなニューエイジ~アヴァンギャルドのヒーロー誕生に刮目せよ!
【patten (パテン) 】
ロンドンを拠点とする新鋭プロデューサー、パテン。2006年にレーベル〈Kaleidoscope〉を設立し、そこからリリースした初期作品が高く評価され、ロンドンの〈No Pain In Pop〉からデビュー・アルバム『GLAQJO XAACSSO』をリリース。トリップ・アウトした世界観がThe Wire誌やDAZED誌を中心としたエクスペリメンタル界隈で注目され、ボーズ・オブ・カナダ、プラッド、オウテカらを引き合いに、〈Warp〉黄金期に通ずる実験性と音楽性の高さが絶賛された。また制作時に起きている状態と眠っている状態のちょうど中間の意識下で制作するという彼に対し、エイフェックスが極限まで無睡眠をキープした状態で音楽を作っていたというエピソードとリンクするということも話題となった。2013年11月に〈Warp〉との契約を発表すると同時に、EP作品『EOLIAN INSTATE』を発表。その一週間後には、〈Warp〉と国立美術館テート・ブリテンがコラボレートしたオーディオ・ヴィジュアル・イベント【Warp x Tate】に、現代芸術家ジェレミー・デラー、ワンオートリックス・ポイント・ネヴァー他と共に参加。2014年2月、待望の2ndアルバムがリリースされる。