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ラ・フォル・ジュルネでも話題騒然! パリ出身のチェロの新星エドガー・モロー、19歳でエラートよりデビュー

Popper "Danse des elfes" Op 39 ~WarnerClassics YouTubeサイトより

2014年、20歳の誕生日を迎える若きチェリスト、エドガー・モロー。4歳でチェロを始め、幼い頃からその才能を認められ、マリオ・ブルネロ、アンナー・ビルスマ、ミクローシュ・ペレーニ、ダヴィド・ゲリンガスなど錚々たるチェリストのマスタークラスに参加、とりわけ2010年のヴェルビエ音楽祭のマスタークラスで世界的な注目を浴びることとなりました。その後、17歳で第14回チャイコフスキー国際コンクールのチェロ部門で第2位を獲得し、世界的な名声を得ることとなり「若き俊英」としてコンサートやオーケストラの共演に招かれ、瑞々しい演奏を披露しています。2012年のラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンにも出演。その時はラフマニノフ作品を演奏し、聴衆たちを感激の渦に巻き込んだことも記憶に新しいところです。そんな彼のエラート・レーベルへのデビュー録音がこの「PLAY~チェロとピアノのための小品集」です。この小品集は、音楽性と超絶技巧のどちらもが表出された、現在の彼をそのまま映し出すものであり、モンティの「チャルダッシュ」を始めとした技巧的な作品はもちろんのこと、溢れるような歌心を必要とするフォーレの「エレジー」やサン=サーンス、シューベルト作品、諧謔性と現代的なセンスが求められるプーランクやロストロポーヴィチの作品・・・と現在の彼の全てをあますことなく味わえるヴァラエティに富んだアルバムとなっています。聴いてまず驚くのはその音色の美しさとストレートに響く歌心。この恐るべき才能の行方を見届けたい!と強く思わせる訴求力に満ちた1枚です。(ワーナー・クラシックス)
エドガー・モロー/PLAY~チェロとピアノのための小品集
モンティ:『チャルダッシュ』, エルガー:『愛の挨拶』, パガニーニ:『ロッシーニの「モーゼ」の主題による一本の弦での変奏曲』, グラズノフ:『吟遊詩人の歌』, ロストロポーヴィチ:『ユモレスク』, フォーレ:『エレジー』, ドヴォルザーク:『森の静けさ』, プーランク:『愛の小径』, サン=サーンス:『あなたの声に私の心は開く(「サムソンとデリラ」より)』、フランセ:『常動曲』, チャイコフスキー:『感傷的なワルツ』, マスネ:『悲歌』, ポッパー:『妖精の踊り』, シューベルト:『アヴェ・マリア』, グルック:『精霊の踊り』, ブロッホ:『祈り』, ショパン:『序奏と華麗なるポロネーズ』
エドガー・モロー(Vc),  ピエール=イヴ・オディク(P)

カテゴリ : ニューリリース | タグ : プロモ(クラシック)

掲載: 2014年02月03日 16:00