Erato Storyシリーズ 20タイトル一挙発売! 期間限定特別価格です
往年のモノラル期から新しい録音まで、エラートを代表する録音20タイトルが発売されます(一部世界初CD化あり)。ゴールデウィーク終了までの期間限定特別価格、初回のみの限定生産盤です。
1.マリー=クレール・アラン/J.S.バッハ:オルガン作品集
J.S.バッハ:協奏曲イ短調BWV.593(ヴィヴァルディの協奏曲による)、コラール前奏曲「われを憐れみたまえ、おお主なる神よ」BWV.721、コラール前奏曲「甘き喜びのうちに」BWV 729、カンツォーナ ニ短調 BWV.588、アリア ヘ長調BWV.587 (クープランの諸国の人々による)、トリオ ニ短調 BWV.583、トリオ ハ短調 BWV 585(ファッシュのトリオ・ソナタによる)、前奏曲とフーガ ハ短調 BWV.546、前奏曲とフーガ ト長調BWV.550
マリー=クレール・アラン(Org)
【録音】1954年、パリ、聖マリー教会: モノラル。2013年に亡くなったフランスのオルガン奏者、マリー=クレール・アラン。ステレオ初期の最初のバッハ全集録音(1959-1967)以前に録音された、1954年モノラル録音の初CD化です。
2.マリア・ジョアン・ピリス/J.S.バッハ:ピアノ協奏曲第1、4、5番
J.S.バッハ:ピアノ協奏曲第1番ニ短調BWV.1052、ピアノ協奏曲第4番イ長調BWV.1055、ピアノ協奏曲第5番ヘ短調BWV.1056
マリア・ジョアン・ピリス(P)ミシェル・コルボ(指揮) リスボン・グルベンキアン財団室内管弦楽団
【録音】1974年。ぺダリングやタッチから生み出される多彩なニュアンスによって、様式美が前面に押し出されたピリスの端正な演奏。コルボのバックも、情感美しいしなやかな歌と生き生きとしたリズムで、バッハ音楽の神髄を表しています。
3.ニコライ・ルガンスキー/ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調 Op.57「熱情」、ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調Op.27-2「月光」、ピアノ・ソナタ第22番ヘ長調Op.54、ピアノ・ソナタ第7番ニ長調Op.10-3
ニコライ・ルガンスキー(P)
【録音】2005年2月8~10日 ベルリン。ショパン、ラフマニノフらロマン派以降の作品を手掛けてきたピアニスト、ニコライ・ルガンスキーが、満を持して録音したベートーヴェンのピアノ・ソナタ。透き通る音色で、これまでのロマンティックさを吹き払った大胆な解釈となった話題盤です。
4.ルイ・マルティーニ/シャルパンティエ:テ・デウム
シャルパンティエ:テ・デウム H.146、トランペットの行進曲 H.547、思い出してください(ルソン・ド・テネブルより)、主よ、すべての者の目はH.346
ルイ・マルティーニ(指揮)クロディーヌ・コラール(Sp)イヴォンヌ・メルキショー(A)ルイ・ノグェラ(Br)ピエール・ジャノッティ(T)ルイ・アルシャンボー(B-Sp)コンセール・パドルー室内管弦楽団フランス音楽青少年合唱団
【録音】1950年代モノラル。フランス・バロック宗教音楽の巨匠シャルパンティエの音楽。ロマンティックな熱気をはらんだマルティーニの演奏は、重厚な迫力を持っています。1955年頃に同じエラート録音されたモーリス・アンドレ、パイヤール室内管弦楽団を起用した録音とは別のもので、世界初CD化となります。
5.フランソワ=ルネ・デュシャーブル/ショパン:練習曲集
ショパン:練習曲集Op.10&25(全曲)
フランソワ=ルネ・デュシャーブル(P:ベーゼンドルファー)
【録音】1980年。デュシャーブルは1952年生まれのフランスのピアニスト。ジョゼフ・ベンヴェヌーティやクロード・パスカル、ジャン・ユボーなどに師事。超絶技巧を誇るピアニストですが、1968年のエリーザベト王妃国際コンクールで16歳で入賞したほかは、あまり華やかな履歴はありませんが、ルービンシュタインが「若手の中で私が理想とするピアニスト」と絶賛し、その支持を得て演奏活動を開始しました。楽譜から情報を抜き出し構成し解釈を展開し、主観的な表現は極力排除されたショパン演奏です。
6.ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ&小澤征爾/ドヴォルザーク:チェロ協奏曲
ヴォルザーク:チェロ協奏曲ロ短調Op.104、チャイコフスキー:ロココ風の主題による変奏曲イ長調Op.33
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(Vc)小澤征爾(指揮) ボストン交響楽団
【録音】1985年、ボストン、シンフォニーホール。雄大なスケール、朗々と歌う旋律、チェロの特質を極限まで生かした傑作です。不世出のチェリスト=ロストロポーヴィチは、この名曲を幾度も録音していますが、これはその最後の録音であり、彼の芸術の集大成とも言うべき名演です。驚異的なテクニック、「祈り」のような深い情感は、聴き手に大きな感動を約束します。小澤征爾の巨匠への深い尊敬を秘めた見事な指揮です。
7.アルミン・ジョルダン/フォーレ:レクイエム、ペレアスとメリザンド
フォーレ:ペレアスとメリザンドOp.80、レクイエムOp.48
アルミン・ジョルダン(指揮) スイス・ロマンド管弦楽団ロマンド室内合唱団プロ・アルテ合唱団マシアス・ウスベク(Boy-S)ジル・カシマイユ(Br)
【録音】1991年。ジョルダンはスイス・ロマンド管から深い味わいをもった響きを引き出し、レクイエム、の名作の中でも独特の存在であるこのフォーレの作品の真髄を伝えることに成功しています。静謐な祈りの世界がここにはあり、コントロールされた合唱も感動的に感じられます。
8.エレーヌ・グリモー/ラヴェル&ガーシュウィン:ピアノ協奏曲
ガーシュウィン:ピアノ協奏曲ヘ調、 ラヴェル:ピアノ協奏曲ト長調
エレーヌ・グリモー(P)デイヴィッド・ジンマン(指揮) ボルティモア交響楽団
【録音】1997年ボルティモア、ヨーゼフ・マイアーホフ・シンフォニー・ホール。大西洋の東西両岸でジャズの影響下に書かれた、ガーシュウィンとラヴェルのピアノ協奏曲を組み合わせた一枚。ラヴェルではグリモー自身が「今までの自分のベスト録音」と言い切った自信作。
9.スーザン・グラハム/モーツァルト&グルック:オペラ・アリア集
モーツァルト:「フィガロの結婚」~自分で自分がわからない、「皇帝ティートの慈悲」~行きます、でも愛するお人よ、「フィガロの結婚」~恋とはどんなものかしら、「皇帝ティートの慈悲」~どうか、今この一時だけでも、「イドメネオ」~私の罪ではない、なのに、私を咎められる、「ルーチョ・シッラ」~では、望めるのだろうか~はや、この心は、グルック:おお、私のやさしい熱情が、「トーリードのイフィジェニー」~いいえ、私には何の希望も残されていない~おお、私の命を永らえてくださった神よ、「トーリードのイフィジェニー」~おお、不幸なイフィジェニー、「トーリードのイフィジェニー」~いいえ、このような恐ろしい務めを~身を震わせてお願いします、「オルフェオとエウリディーチェ」~愛の神よ、彼女の熱い炎を僕の魂に返してくれ、「オルフェオとエウリディーチェ」~エウリディーチェを失って
スーザン・グラハム(Ms)ハリー・ビケット(指揮) エイジ・オブ・エンライトゥメント管弦楽団
【録音】2000年。幅広く多彩な活動を繰り広げているスーザン・グラハム。今作ではオリジナル楽器によるオケをバックに、古典派アリアを清々しく歌い上げ、彼女の真価を示しています。
10.ナヴァラ、アンドレ、バルボトゥー他/ハイドン:協奏曲集
ハイドン:①チェロ協奏曲ニ長調Hob.VIIb:2、 ②トランペット協奏曲変ホ長調Hob. VIIe:1、 ③2つのホルンのための協奏曲変ホ長調Hob. VIId:2
アンドレ・ナヴァラ(Vc) モーリス・アンドレ(Tp)ジョルジュ・バルボトゥー(Hr)ジルベール・クールシェ(Hr)カール・リステンパルト(指揮) ザール放送室内管弦楽団(①)ジャン=フランソワ・パイヤール(指揮) パイヤール室内管弦楽団
【録音】1960年代中頃。巨匠ナヴァラのハイドンの、広い音域を駆使し情感豊かに歌う魅力的なチェロ。金管楽器であることを忘れさせる独特の柔らかい音色のアンドレの独擅場。1970年から1984年までパリ管弦楽団のソロ奏者を務め、その後はパリ音楽院教授として教鞭を執るなど、世界のホルン奏者たちに多大な影響を与えるホルンの大御所、ジョルジュ・バルボトゥーが参加した珍しい「2つのホルンのための協奏曲」を収録。
11.フレデリック・ロデオン/ラロ:チェロ協奏曲、カプレ:エピファーニ
ラロ:チェロ協奏曲ニ短調、カプレ:チェロと管弦楽のためのエチオピア狂詩曲「エピファーニ」、
フレデリック・ロデオン(Vc)シャルル・デュトワ(指揮) フィルハーモニア管弦楽団
【録音】1980年頃。フレデリック・ロデオンは1952年生まれで、8歳よりチェロを学びました。1969年にパリ音楽院で全会一致で優勝。1977年のロストロポーヴィチ・コンクールで優勝しています。その後に録音したラロとカプレの作品。カプレの「エピファーニ」の録音は、世界初CD化となります。長岡鉄男氏推薦の優秀録音盤。
12.マグダ・タリアフェロ/フランス近代ピアノ作品集
シャブリエ:「10の絵画風小品」より「スケルツォ・ワルツ」「牧歌」、セヴラック:セルダーニャ、レイナルド・アーン:当惑したナイチンゲール、サン=サーンス:ワルツ形式の練習曲Op.52-6、ドビュッシー:ピアノのために、アラベスク第1&2番
マグダ・タリアフェロ(P)
【録音】1960年代。ブラジル出身であり、20世紀前半のフランスを代表した女性ピアニスト、マグダ・タリアフェロ(1893-1986)のフランス作品を収録したアルバム。コルトーの愛弟子でもあり、純フランス近代音楽のエッセンスがふんだんに盛り込まれたアルバムです。
13.ウィリアム・クリスティ/モーツァルト:レクイエム
モーツァルト:レクイエム ニ短調K.626(ジュスマイヤー版)、アヴェ・ヴェルム・コルプスK.618
アンナ・マリア・パンザレッラ(Sp)ナタリー・シュトゥッツマン(A)クリストフ・プレガルディエン(T),ネイサン・バーグ(Bs)ウィリアム・クリスティ(指揮)レザール・フロリサン(ピリオド楽器オーケストラ&合唱団)
【録音】1994年、パリ、サル・ベルティエ。合唱の美しい流れから生み出される水晶のような透明感と、その中で浮き彫りにされるドラマの戦慄。人間の深い祈りを見事に映し出す、情熱的で献身的なレクイエムです。宗教音楽の円熟をうかがわせるクリスティの名演。
14.ジャン=フランソワ・パイヤール/バロック名演集
パッヘルベル:カノン、J.S.バッハ:われを憐れみたまえ、おお主なる神よ、主よ、人の望みの喜びよ、もろびとよ、神の愛を讃えまつれ、目覚めよと呼ぶ声あり、カンタータ第75番~「神のみわざこそ」「シンフォニア」、カンタータ第6番~「コラール」、ジャゾット:アルビノーニのアダージョ、フランチェスコ・ボンポルティ:4声の協奏曲第5番ヘ長調Op.11~アンダンテ、モルター:2つのトランペットのための協奏曲ニ長調
ジャン=フランソワ・パイヤール(指揮&編曲) パイヤール室内管弦楽団
【録音】1984年。バロック音楽の代名詞とも言える名曲「パッヘルベルのカノン」をはじめ「アルビノーニのアダージョ」。バロックの美しい曲を集めた珠玉の1枚。パイヤールによる優美で華麗な編曲と演奏は、これら名曲の決定盤ともいえましょう。
15.ホセ・クーラ/プッチーニ:オペラ・アリア集
プッチーニ:《トゥーランドット》~「誰も寝てはならぬ」「泣くなリュー」、《ジャンニ・スキッキ》~フィレンツェは花咲く木のように、《外套》~「お前の言うとおりだ」「お前の口付けが欲しい」、《つばめ》~「パリ!それは欲望の町」「僕の家に来てくれると言ってくれ」、《西部の娘》~「ひとこと言わせてくれ!」「やがて来る自由の日」、《蝶々夫人》~「真実の恋か気まぐれか」「愛の家よさようなら」、《トスカ》~「妙なる調和」「星は光りぬ」、《ボエーム》~「冷たい手を」、《マノン・レスコー》~「栗色金髪の美人たちの中で」「見たこともない素晴らしい美人」「ああマノンまたしても君は」「ご覧下さい狂った僕を」「聞いて下さい愛しい人」、《エドガール》~「大狂宴だ!」、《妖精ヴィルリ》~「ここがあの家」
ホセ・クーラ(T) プラシド・ドミンゴ(指揮) フィルハーモニア管弦楽団
【録音】1997年。プッチーニの有名なテノールのアリアを網羅して、プッチーニの魅力を満喫出来ます。現代を代表する実力派ホセ・クーラの歌と、「3大テノール」として歌を知り尽くしたドミンゴの指揮は、見事に歌の心をつかんだサポートをしています。
16.ジョン・エリオット・ガーディナー/パーセル:メアリー女王のためのオード
パーセル:来たれ、汝ら芸術の子よ(メアリー女王の誕生日のためのオード)、我らの心の秘密を知りたもう主よ(メアリー女王の葬送の音楽)
ジョン・エリオット・ガーディナー(指揮) モンテヴェルディ管弦楽団&合唱団フェリシティ・ロット(Sp)チャールズ・ブレット(C-T)トマス・アレン(Bs)エクアーレ・ブラス
【録音】1976年。17世紀英国の大作曲家パーセルは、国教会の典礼音楽や王室の式典音楽をはじめ多彩な作品を残しました。ここにはメアリー女王の誕生祝賀式と葬儀の折に演奏された音楽を収録。ガーディナーの初期の録音で、ピリオド楽器のイングリッシュ・バロック・ソロイスツ結成前のモダン楽器での演奏。美しい和声で綴られた荘厳な世界を穏やかに聴かせてくれます。長岡鉄男氏推薦の優秀録音盤。
17.マルク・ミンコフスキ/ラモー:愛の驚き
ラモー:演奏会用組曲《愛の驚き》
マルク・ミンコフスキ(指揮) ルーヴル宮音楽隊
【録音】1987年。新しく興った生粋のフランス人によるフランス・バロックの成果の一つ。1750年としては目一杯の管弦楽法、しかし天才ラモーだけの独自のもの。それがこのCDを通して悦ばしく伝わってきます。ミンコフスキのフランス・バロック語法によって、音色の対比も装飾も全体の中にめりこみ、自然に聴かせてくれます。
18.ダニエル・バレンボイム/シューベルト:ピアノ・ソナタ第21番、即興曲
シューベルト:4つの即興曲 D.935、ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調D.960
ダニエル・バレンボイム(P)
【録音】1992年12月ウィーン、ムジークフェライン・ザールでのライヴ。バレンボイムのウィーン・デビュー40周年を記念して行われたウィーン・ムジークフェラインでのライヴ。このシューベルトの演奏は、作品の底にある何かを探り出していることが感じられるでしょう。
19.ワディム・レーピン/チャイコフスキー&シベリウス:ヴァイオリン協奏曲
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.35、シベリウス:ヴァイオリン協奏曲ニ短調Op.47
ワディム・レーピン(Vn) エマニュエル・クリヴィヌ(指揮) ロンドン交響楽団
【録音】1994年ロンドン、セント・オーガスティン教会。完璧なテクニックと美音で有名なレーピンですが、作品に対して非常に慎重かつ献身的に取り組む演奏家でもあります。長い時間をかけて真摯に弾き込んできたアプローチが実を結び、作品そのものが充実して響き渡る録音です。
20.ジャン=ピエール・ランパル/ヴィヴァルディ:フルート協奏曲集
ヴィヴァルディ:フルート協奏曲集Op.10(全6曲)、フルート協奏曲ニ長調RV.427、フルート協奏曲ト長調RV.414
ジャン=ピエール・ランパル(Fl) クラウディオ・シモーネ(指揮) イ・ソリスティ・ヴェネティ
【録音】1966年。60年代半ばのランパル2度目の録音。どれもが高度な演奏技巧を必要とするフルート協奏曲集ですが、ランパルのいともたやすくこなしてしまうテクニックに舌を巻かざるをえません。しかもテクニックにおぼれることなく、シモーネと共にバランス良く、明るく、シンプルにまとめられた名演の一枚です。
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2014年02月18日 17:30