“21世紀のレディ・ソウル”、レディシ3年振りの新作
スティーヴィー・ワンダー、クインシー・ジョーンズ、チャカ・カーン等の錚々たるレジェンド・アーティストたちがこぞって絶賛する、“21世紀のレディ・ソウル”、レディシ。2011年『Pieces Of Me』以来3年ぶりとなる7thアルバム。本作の制作陣には、Mary J. Blige『Growing Pains』、Ne-Yo『Year of the Gentleman』、Chrisette Michelle『Epiphany』を手掛けたChuck Harmony、The Fugeesの大ヒット作『The Score』での演奏・プロデュースやKeri Hilson「Freedom Ride」(2012)、Estelle「Back to Love」(2012)、Mary J. Blige featuring Diddy & Lil Wayne「Someone to Love Me (Naked)」(2011)でも知られるJerry Duplessis、Young Jeezy、Gucci Mane、Waka Flocka Flameを手掛けたChristopher Gholson、Trey Songz『Chapter V』(2012)、Keyshia Cole『Woman to Woman』(2012)でおなじみのDarhyl Camper、直近ではBabyface『Love, Marriage & Divorce』(2014)、Will Downing『Silver』(2013)、Chrisette Michele『Better』(2013)でも活躍中のRex Rideout等、現シーンを代表する錚々たるスーパー・プロデューサーが名を連ね、レディシはソングライトにも多数参加。ゲスト陣は一切なく、レディシが一人で歌いきっているところに、彼女の自信と制作陣からの信頼のほどが表れていると言えよう。
【Ledisi】
R&B、ジャズ、ファンクを自在に操る、洗練を極めた女性シンガー、レディシ。ナイジェリア語で『生み出す』という意味を持つ言葉がその名の由来。ニュー・オーリンズ出身で、ミュージカルなどで90年代初めから活躍。8歳の時、既に交響楽団で歌っていたという。その後カリフォルニア州オークランドへ移り住み、ローカル・バンドで歌う母親と共にステージに。Beach Blanket Babylonという著名なキャバレーで歌い続けていたことも有名で、ローカル版のミュージカル『オズの魔法使い』でドロシー役を演じ、演劇賞にノミネートされたこともある。自らをリード・ヴォーカルをとるバンドAnibadeを結成。ベイ・エリアを中心に高い評価を得る。自らレーベルLeSun Recordsを立ち上げ、1999年アルバム『Soulsinger』でデビュー。2007年にはVerve Forecastからアルバム『Lost & Found』でメジャー・デビューを果たした。これまでに4度、グラミー賞ノミネートを果たしている。