音楽ヘンリー・ジャックマン快作『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』サントラCD発売
娯楽映画の方程式を変えた、と評判の『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』のサントラCDが、コレクターズ・レーベル界の雄、イントラーダ・レコーズとディズニーのジョイントで発売。
サントラ・ファンの間で、ディズニー作品の中でCD化を待望されていた傑作の数々を、ディズニーとイントラーダの合同レーベルとして、イントラーダが実現。過去の作品では『カールじいさんの空飛ぶ家』『ブラックホール』や『トイ・ストーリー3』『ティンカー・ベル』のスコア拡張盤など、スコアもすばらしいディズニー映画の名作を次々、聴かせてくれてきている。
この企画で、歌モノではなく、アクション映画などである場合の「新作」のスコア盤サントラもとりあげられるようになってきた。アラン・シルヴェストリの『アベンジャーズ』(ハリウッド・レコーズとのジョイント名義)、ブライアン・タイラーの『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』、ハンス・ジマーの『ローン・レンジャー』といった熱い大作が、このスタイルで発売。このスタイルで、ディズニー中のブランドとなったマーベルの『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』も発売となった。
音楽はヘンリー・ジャックマン。マイク・オールドフィールドやトレヴァー・ホーンとの仕事を経て、ハンス・ジマーのチームでサウンドトラックのコンポーザーとしても活躍するようになり、『モンスターvsエイリアン』『ガリバー旅行記』などを担当、
そして、ジャックマンの名前を映画ファンに記憶させたのは、あのマシュー・ヴォーン監督『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』でのキャッチーかつ熱いオーケストラ・サウンドであり、のち、『リンカーン/秘密の書』『G.I.ジョー バック2リベンジ』『キャプテン・フィリップス』といった話題の大作に次々登板。そして、今回の起用で、さらにエースへの道を進めたといっていいだろう。
ヘンリー・ジャックマン、今後はエヴァン・ゴールドバーグとセス・ローゲンによるコメディ『The Interview』、ドン・ホール&クリス・ウィリアムス監督のディズニー・アクション・アニメーション『Big Hero 6』が予定されている。
関連盤は、近年の熱いアクション大作スコアの名作を集めて。