パリ産漆黒のエレクトロ・ロック集団、ブラック・ストロボ新作
ブラック・ストロボの漆黒サウンドに再び世界が平伏する! 2007年、活動10年目にしてリリースされたファースト・アルバム『Burn Your Own Church』が全世界で大ヒット。そのダークで重厚なダンス・ロック・サウンドとレボティーニのドスの利いたヴォーカル(とルックス)で、当時隆盛していたフレンチ・エレクトロやニュー・レイヴといったシーンとはまったく異質の存在感を見せつけたブラック・ストロボ。長らく新作が待たれながらも、レボティーニのソロ活動などで音沙汰がなかった彼らが、いよいよ 7 年ぶりに本格再始動し、セカンド・アルバムを発表!
今作は、レボティーニのルーツである往年のロックやブルースにますます傾倒したサウンドで、さながら“最新鋭のエレクトロ・ロックンロール”といった趣。持ち前のヘヴィにうねるニューウェーヴィーな電子サウンドとの融合は唯一無二のカッコよさで、ジョニー・キャッシュの名曲“Folsom Prison Blues”のカヴァーもハマりすぎ。NIN もデペッシュ・モードもイギー・ポップもニック・ケイヴも呑み込んだかのごとき黒光りの重厚ロック・グルーヴに、スコセッシ映画のような漢(お と こ)の美学。さすが貫禄がまるで違う!ダンス・ミュージック・ファンはもちろん、何よりもロック・ファンを前作以上にシビれさせる傑作に仕上がっています!