『ドラキュラZERO』ラミン・ジャワディによるスタイリッシュな傑作!
スタイリッシュな新しい様式美のゴシック・アクション『ドラキュラZERO』。
本作が長編監督デビュー作となったゲイリー・ショアの感覚に、パワフルでメロディアスなサウンドを提供したのが、期待のラミン・ジャワディ。
『アイアンマン』で、勇ましいサウンドにロックテイストを盛り込んで独自のキャッチーさを生み出したジャワディ。そして、サントラ・ファンの心をがっちり掴んだのが、なんといっても『パシフィック・リム』の一度聴いたら忘れられない、トレードマーク的フレーズを中心に燃える世界を繰り広げたジャワディ。
今回は、燃えるというより、ある意味、様式美に耽る面も楽しめる。ジャワディという作曲家は、そのジャンル映画のファンの期待するところを明確に嗅ぎとれる職人ではないか。
関連盤では、スペクタクル・ファンタジーの中で、改めて、聴いていただきたいサントラを。