12月3日緊急リリース! 藤原浜雄&謙=デイヴィッド・マズアによる「英雄の生涯」ライヴ
【PV】R. シュトラウス:交響詩「英雄の生涯」
(ソロ・コンサートマスター: 藤原浜雄, 指揮: 謙=デイヴィッド・マズア)
naxos japan YouTubeページより
日本を代表する音楽家たちの熱い友情が結集したオーケストラ!
前代未聞の奇跡のコンサートがついにCD化!!
読売日本交響楽団のコンサートマスターを20年間務め、2011年の読響勇退の年に、ソロ・コンサートマスターとして、長大かつ技巧的なヴァイオリン独奏でも有名な「英雄の生涯」を演奏する予定だった藤原浜雄氏。しかし、演奏会の3日前に東日本大震災が起こり、予定されていた公演はキャンセルになってしまいました。その時から3年、“彼に「英雄の生涯」のソロを弾かせたい”という元N響ソロ・コンサートマスター徳永二男氏の呼びかけに、日本を代表する錚々たる演奏家たちが集まりました。
2014年2月9日、折しも東京が40年に一度の大雪に見舞われた日、ただ一度だけ開催された演奏会の貴重なライヴ録音です。
【演奏者プロフィール】
藤原浜雄(ヴァイオリン)
1947年生まれ。3歳より母親にヴァイオリンの手ほどきを受け、桐朋学園音楽科にて鷲見三郎、江藤俊哉、海野義雄、斎藤秀雄、ジュリアード音楽院にてジョセフ・フックスの各氏に師事。全日本学生音楽コンクール、日本音楽コンクールで優勝し、1968年パガニーニ国際ヴァイオリンコンクール第2位、1971年エリザベート王妃国際音楽コンクール第3位を受賞しました。留学以来20年以上に渡りアメリカに居を構え、ソロや室内楽に活躍。1972年にはロチェスター・フィルの定期演奏会で巨匠ナタン・ミルシテインの代役としてアメリカでのオーケストラ・デビューを果たしました。1992年11月より2012年3月まで、読売日本交響楽団の首席ソロ・コンサートマスターを務め、現在は桐朋学園大学院大学教授・研究科長、東京音楽大学客員教授として後進の指導にも当たっている。
ケン=デイヴィッド・マズア(指揮)
1977年、ドイツ、ライプツィヒにて大指揮者クルト・マズアの子息として生まれる。6歳から本格的にピアノを学び、ライプツィヒ音楽院、デトモルト音楽アカデミー、ベルリン・ハンス・アイスラー音楽大学、ニューヨークのマンハッタン音楽学校を経て、2002年にコロンビア大学学士号を取得しました。また名バリトン歌手のトマス・クヴァストホフへ5年間師事した経歴を持っています。父マズアを始め、シュテファン・アシュベリー、ヨルマ・パヌラ、ヘルムート・リリンク、クリストフ・フォン・ドホナーニ、クリストフ・エッシェンバッハ、ヤープ・ヴァン・ズヴェーデン、シャルル・デュトワ等多くの名指揮者の指導を受け、2004年フランス国立管弦楽団、2007年サンアントニオ交響楽団の副指揮者、2011年ミュンヘン交響楽団首席客演指揮者、サンディエゴ交響楽団副指揮者を歴任。2011-12年にはタングルウッド小澤征爾指揮研究奨学生となり、現在チェルシー音楽祭芸術監督を務めています。
【収録曲目】
R. シュトラウス:交響詩「英雄の生涯」作品40
【演奏】
指揮:謙=デイヴィッド・マズア
演奏:藤原浜雄(ソロ・コンサートマスター)
リヒャルト・シュトラウス生誕150周年記念英雄の生涯オーケストラ
【録音】
2014年2月9日、東京芸術劇場コンサートホール