ノルウェーの新鋭ヴィルデ・フラングがモーツァルトのヴァイオリン協奏曲を初録音、バックはアルカンジェロ!

ヴァイオリンの女王、アンネ=ゾフィー・ムターの秘蔵っ子であり、ウィーン・フィル等世界中の著名なオーケストラとの共演を重ねるノルウェー出身のヴァイオリニスト。12歳でヤンソンス指揮オスロ・フィルと共演し神童として欧米で注目を集め、其の後は周囲に惑わされることなく実力派として着実に活動を続けています。彼女にとって4作目となる今回のアルバムでは、2012年のアジア・ツアーで意気投合して以来共演を切望していたイギリスの若手指揮者、ジョナサン・コーエンと、彼自身が設立した古楽とモダン楽器の両方を演奏するアンサンブル「アルカンジェロ」をバックに、モーツァルトのヴァイオリン協奏曲を取り上げます。ここではオーケストラはモダン楽器を使用しピリオド奏法によって、ヴィルデ・フラングも最善の両立を組み込んでいきます。極められた技巧と豊かな音楽性が、彼女特有の全く飾り気のないナチュラルな演奏を生み出しています。
(ワーナーミュージック・ジャパン)
【曲目】
モーツァルト:
(1)ヴァイオリン協奏曲第1番変ロ長調K.207
(2)ヴァイオリン協奏曲第5番イ長調K.219「トルコ風」
(3)ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲変ホ長調K.364
【演奏】
ヴィルデ・フラング[ヴァイオリン]
マキシム・リザノフ[ヴィオラ:(3)]
ジョナサン・コーエン(指揮)
アルカンジェロ(管弦楽)
【録音】
2014年4月、St Jude-on-the-Hill, Hampstead Garden Suburb, London(デジタル:セッション)
ヴィルデ・フラング
女性ヴァイオリニスト。1986年ノルウェー生まれ。10歳でノルウェー放送交響楽団との共演でオーケストラ・デビュー、その2年後にマリス・ヤンソンスの招きでオスロ・フィルハーモニー管弦楽団にデビューを果たす。その後も世界各国の主要オーケストラと共演し、2007~2008年にはアンネ=ゾフィー・ムター(vn)とともにツアーを経験。2011年3月の初来日公演ではNHK交響楽団と共演した。2012年にクレディ・スイス・ヤング・アーティスト賞を受賞。(音楽出版社)
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2014年12月19日 18:30