ボニー、プレヴィン、バルトロメイが集った「モーツァルト週間」音楽祭2000年ライヴ登場!
ソプラノのバーバラ・ボニーが、プレヴィンのピアノ伴奏を得て、モーツァルト、プレヴィン、R.シュトラウスというプログラムを展開した豪華な一夜。ボニーの美しいリリックソプラノと、プレヴィンの変幻自在にして一貫してやわらかなタッチのピアノは絶品。ウィーン・フィルの首席チェロ奏者、フランツ・バルトロメイをチェロに迎えたプレヴィン作品にも注目です。
冒頭のモーツァルトのドイツ語の小カンタータは、現代の国際政治状況への警鐘のように響きます。願望が3つの作曲家による作品の共通テーマ。モーツァルト作品では、夢、春への憧れ、愛されたいという願望などが歌われます。プレヴィンは、差別をなくしたいという願いを描きます。R.シュトラウス作品は、この世を超越する存在としての愛への憧れを歌いあげています。バーバラボニー、プレヴィン、フランツバルトロメイという顔ぶれが、これらの作曲家たちが作品に託した思いを、見事に再現しています。聴く喜びに満ちた1枚です。(キングインターナショナル)
【曲目】
W.A.モーツァルト:
ドイツ語の小カンタータ「無限なる宇宙の創り主を崇敬する汝らが」K.619
歌曲「夢のなかの面影」K.530
歌曲「春への憧れ」K.596
アリエット「寂しい森の中で」K.308
アリエット「鳥よ、年ごとに」K.307
歌曲「ラウラに寄せる夕べの思い」K.523
アンドレ・プレヴィン(b.1929):
サリー・チザムのビリー・ザ・キッド追想曲
ソプラノ、チェロとピアノのための4つの歌
ソプラノ、チェロとピアノのためのヴォカリーズ
R.シュトラウス:
4つの歌op.27より「憩え、わが心」、「あすの朝」
4つの歌op.36より「ばらの花環」
5つの歌op.41より「子守歌」
4つの最後の歌より「9月」
8つの歌op.10より「献呈」
【演奏】
バーバラ・ボニー(ソプラノ)
アンドレ・プレヴィン(ピアノ)
フランツ・バルトロメイ(チェロ)
【録音】
2000年1月23日/モーツァルト週間音楽祭(ライヴ)/ザルツブルクモーツァルテウム音楽院大ホール
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2015年01月28日 16:00