フランスの名女流オークレールがオルガンのアランと組んだバッハ/ヴァイオリン・ソナタ全集
1956年12月~1957年1月のアナログ・モノラル録音。フランスの名女流オークレール(1924~2005)が珍しくオルガンのアランと組んでディスコフィル・フランセ社に録音したバッハのヴァイオリン・ソナタ全集です。その後すぐにステレオ時代に入ったため、当録音は長く廃盤の憂き目を見て、非常な稀覯盤となっていましたが、今回初めて後継レーベルであるワーナーからCD化されます。オークレールの自在な技巧を駆使した情熱的で気品高い演奏は、アランのオルガンと不思議な調和を見せ、個性的で魅力的なバッハを聴かせてくれます。オークレールは60年代半ばに左手の故障のため引退しただけに録音が少なく、このバッハも唯一のかけがえの無い録音です。LP初出時のオリジナル・ジャケット・デザインを使用しています。(タワーレコード)
【収録曲目】
J.S.バッハ:ヴァイオリン・ソナタ全集(BWV.1014~1019)
【演奏】
ミシェル・オークレール(ヴァイオリン)
マリー=クレール・アラン(オルガン:ヘルファー=エルマン製、ドーヴィル)
【録音】
Recorded: XII. 1956 & I. 1957, Eglise, Deauville
Producer: Antoine Duhamel
Balance engineer: Daniel Madelaine
Original LP: Les Discophiles Francais DF 209-210 (MONO)
【仕様】
CD2枚、18ページ・ブックレット(曲目データ2ページ、フランス語9ページ、韓国語7ページ)を2枚組プラケースに収容。
ブックレットには仏ディスコフィル・フランセ初出LP(DF209‐210)の両面オリジナル・ジャケット・デザインを完全復刻。オリジナル・ライナーノーツ(フランス語)も完全収録。
【デジタル・リマスタリング】
2014年、フランス