2010年代の正統アメリカン・ロック!エイミー・ヘルム初ソロ・リーダー作
エイミー・ヘルムは2004年に自身のバンド”オラベル”でデビュー、父親であるザ・バンドのドラマー/ヴォーカリスト、リヴォン譲りのフォークやゴスペルなどルーツ・ミュージックに根差した音楽活動をスタートさせ、並行してリヴォン・ヘルム・バンドのメンバーとして父を支えながらキャリアを重ねてきた。
エイミー初のアルバムとなる今作は5年に渡るレコーディング期間を経て完成。エイミーのツアー・バンドである”The Handsome Strangers”をベースに、父リヴォン・ヘルム、ラリー・キャンベル、リトルフィートのビル・ペイン、ジョン・メデスキ、マルコ・ベネヴェントらが参加。
2012年に惜しまれつつ亡くなったリヴォンの生前最後のスタジオ・セッションとなった3曲を収録。M-5「Spend Our Last Dime」では曲の冒頭にリヴォンの力強いカウントを聴くことができる。
時にアレサ・フランクリンやスーザン・テデスキを彷彿とさせる、エイミーの凛としたフレッシュでソウルフルな歌声とルーツに根差したサウンドは、ザ・バンドのファンはもとより、全ロック~アメリカーナ音楽ファンの期待に応える充実の内容。
アメリカでは7月以降、メイヴィス・ステイプルズ、パティ・グリフィンとの”Sweet Harmony Soul Tour”に参加するほか、シェリル・クロウやDr.ジョンとのライヴやフェスティバルなど精力的な活動を展開する。
日本盤ボーナス・トラックには、ウッドストックにリヴォンが所有するスタジオ“The Barn”での最新ライヴ音源を2曲収録。
【参加ミュージシャン】
Levon Helm(5,9,11)
Larry Campbell(3,11)
Bill Payne(2,6)
John Medeski(8,10)
Marco Benevento(6)
掲載: 2015年09月15日 10:54