最強／最大のメタル・オペラ・プロジェクト＝アヴァンタジア、3年振り新作

今やシーンを牽引するリーディング・アーティストへと成長したエドガイのシンガー、トビアス・サメットが主宰するシーン最強／最大のメタル・オペラ・プロジェクト「アヴァンタジア」による、デビュー15周年という節目の年にリリースされる3年ぶりのスタジオ・アルバム（通算7作目）。

エドガイの中心人物であるトビアス・サメットが、長年思い描いていた自己の構想の下にスタートさせたプロジェクト。当時隠居状態にあったマイケル・キスクを再びシーンに呼び戻した2001年発表のデビュー・アルバム、そして次作の爆発的ヒットによって一躍スターダムへとのし上がる。当初はアルバム2枚で完結するはずが、予想を上回る反響を受け2008年に復活、その後はエドガイの活動と並行して2～3年毎のスパンでアルバムをリリース。Wacken Open Airへのヘッドライナー出演を含む大規模ワールド・ツアーも実現、活動を重ねる度に精力的かつスケールアップした姿を提示している。

これまで以上に豪華なゲストが多数参加。今や本プロジェクトには欠かせないメンバーであるマイケル・キスク（ユニソニック）、カイ・ハンセン（ユニソニック/ガンマ・レイ）、ロニー・アトキンス（プリティ・メイズ）らに加え、そして今回ジェフ・テイト（ex-クイーンズライク）、ディー・スナイダー（トゥイステッド・シスター）が初参戦。

これまで同様典型的ジャーマン・メタル／オーセンティックなピュア・メタル・ナンバーを中心としながらも、コマーシャル性を持ったポップなナンバーをも積極的に取り入れた間口の広い音楽性は本作で更なる昇華を見せ、圧倒的整合感を創り上げている。とりわけソング・ライティングにおけるクオリティは、過去1、2を争う高さとの声も多い。

初回生産盤は、前回のワールド・ツアーからのライヴ・トラック(9～10曲）を収録したボーナスCDを付属。