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ネゼ=セガン、バイエルン放送響を指揮してのマーラー:交響曲第1番

ネゼ=セガン、バイエルン放送響~マーラー:交響曲第1番

1949年に設立されたバイエルン放送交響楽団、この楽団におけるマーラー演奏の伝統の礎は、1960年に首席指揮者に就任したラファエル・クーベリックが作ったものです。彼はマーラー(1860-1911)やドヴォルザークといったチェコに由来する作曲家の作品を積極的に取り上げ、オーケストラの固定レパートリーにしました。以降、ヤンソンスをはじめとした多くの指揮者たちがマーラーを取り上げ、独自の演奏を披露しています。2011年にバイエルン放送交響楽団にデビューを飾ったネゼ=セガンも果敢にマーラーに挑み、最良の響きと彼ならではの表現で、新しいマーラー像を描き出しました。オーケストラの自主性を重んじた極めてオーソドックスな解釈の中に、ジュリーニに教えを受けたというネゼ=セガンの独自性が時折顔を覗かせる印象的なマーラーです。
(ナクソス・ジャパン)

~ヤニック・ネゼ=セガン(指揮)~
1975年、カナダ・モントリオール生まれの指揮者。モントリオール音楽学校でピアノ、作曲、室内楽およびオーケストラの指揮を学び、卒業後にカルロ・マリア・ジュリーニらに師事。2000年、モントリオール・メトロポリタン管弦楽団の首席指揮者に任命され、初のオペラ作品を指揮。2005年、ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団と共演し、2008~9年には同楽団の音楽監督に就任。ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団の首席客演指揮者も務める。2012~13年シーズンより、フィラデルフィア管弦楽団の音楽監督も兼務。(音楽出版社)

【曲目】
1.第1楽章:Langsam, Schleppend
2.第2楽章:Kraftig bewegt, doch nicht zu schnell
3.第3楽章:Feierlich und gemessen, ohne zu schleppen
4.第4楽章:Sturmisch bewegt
【演奏】
ヤニック・ネゼ=セガン(指揮)
バイエルン放送交響楽団
【録音】
2014年6月26~27日 ミュンヘン、ヘラクレスザール(ライヴ)

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2016年02月24日 15:30