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ティーレマン~2012年SKD就任記念公演でのブルックナー交響曲第7番&ワーグナー(2枚組)

ティーレマン~2012年SKD就任記念公演でのブルックナー交響曲第7番&ワーグナー(2枚組)

2012年に首席指揮者に迎えられて以来ティーレマン&シュターツカペレ・ドレスデン(SKD)のコンビは世界中から高く評価されています。本ディスクは、クリスティアン・ティーレマンを首席指揮者に迎え、同コンビの新たなステージの開幕を祝った2012年9月の演奏会からブルックナー交響曲第7番、そしてワーグナー生誕200周年記念特別演奏会で上演されたワーグナーの男声合唱とオーケストラのための“使徒の愛餐”の2枚組となります。
ブルックナーの第7番は、当代きってのブルックナー指揮者と言われるだけあって、ティーレマンの指揮はさすがで、音楽に対して真摯であり、細部まで神経を張りめぐらせた丁寧な演奏で、完成度の高いブルックナー演奏となっています。ティーレマン&SKDは本演奏会直後に来日公演を行っており、日本の聴衆を大いに満足させてくれました。本公演でもドレスデンの新しい時代を歓迎する観客の興奮が伝わってくるような渾身の演奏を聴かせてくれます。
ワーグナーの“使徒の愛餐”は、「男性合唱と大オーケストラのための聖書の情景」と副題がついた楽曲。ドレスデンの音楽監督となった頃書かれた作品で、1843年ワーグナー自身の指揮により100人のオーケストラと1200人の合唱とともにフラウエン(聖母)教会で初演されたという記録も残っています。キリストの12使徒への聖霊降臨の場面に基づいた内容で、前半は力強いアカペラ合唱によって歌われ、後半に壮麗なオーケストラが登場するワーグナーらしく輝かしく幕を閉じます。“使徒の愛餐”は、CDが少なくティーレマンによる録音は貴重。さらにワーグナー記念の年に初演の場所で行われた歴史的な演奏会となりました。
(キングインターナショナル)

クリスティアン・ティーレマン(指揮)&シュターツカペレ・ドレスデン~(c)Matthias Creutzigr

【収録曲】
<CD1>
ブルックナー:交響曲第7番 ホ長調 WAB107(1944年ハース版)
<CD2>
ワーグナー:使徒の愛餐 WWV69
【演奏】
クリスティアン・ティーレマン(指揮)
ドレスデン国立歌劇場管弦楽団(シュターツカペレ・ドレスデン)
ドレスデン国立歌劇場合唱団
チェコ国立ブルノ・フィルハーモニー合唱団
ライプツィヒMDR 放送合唱団、
ドレスデン・フィルハーモニー合唱団
ドレスデン室内合唱団
【録音】
2012年9月2日 ドレスデン、シュターツカペレ(ライヴ)(CD1)
2013年5月18日 ドレスデン、聖母教会(ライヴ)(CD2)

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2016年04月18日 18:30