世界的に支持されるアンビエント・アーティスト、ASUNA(アスナ)2年振りの新作
世界中さまざまなレーベルからリリースし、世界的に支持される音楽家ASUNA。ソロの他、Chihei Hatakeyama、Opitope、佐藤実 -m/s、White Rainbowなどとのコラボレーション作品も数多くリリース。本作は2013年に立て続けにリリースした2作品『Aihara 1825, City Heim Kiri B-207』(HEADZ)と『Valya Letters』(White Paddy Mountain)以来となるひさしぶりのソロ・アルバムです。
牧歌的なアンビエントからハードコアなドローンまでさまざまな作品を作ってきたASUNAですが、本作『Tide Ripples』はこれまでとはまったく違う表情をみせてくれています。加藤りまによるハミングヴォーカルやコーラスと、メロディックなギターを中心にすえた美しいアンビエント・フォークから波紋のようなミニマルドローンまで、2006年から2016年までこの10年のあいだに作曲、録音された22分越えの2曲トータル45分の物語。ジム・オルークの『Bad Timing』を想起させる名作です。
掲載: 2016年07月15日 20:53