クラシック・サクソフォン界の若手ナンバー1!上野耕平が生み出すクラシック新時代の響き
【特報】10月23日(日)「題名のない音楽会」~吹奏楽部を知る音楽会Ⅲに出演!
日本で大人気の吹奏楽。大迫力の演奏が魅力の一つとなっていますが、少子化に伴い、部活では大編成が組めないのが現状です。そこで小編成で十分魅力的な演奏になる方法を、若手実力No.1の人気サクソフォン奏者・上野耕平さん率いる吹奏楽団が披露します。ゲストは吹奏楽界の人気顧問・丸谷明夫先生です。どうぞお楽しみに!
(番組サイトより)
クラシック・サクソフォン界において若手ナンバー1でありながら、メディアにも多く出演しクラシック界に留まらず大きな注目が集まっている上野耕平。デビューから2年、数々の大きなステージに立ち音楽性にも磨きがかかった今作は、クラシックの美しいメロディーに自身の音色と歌心、そして超絶技巧で臨み、より幅広い層に聴いてもらえるアルバムとなっている。
オーケストラ曲で極端に取り上げられることの少ないサクソフォンだが、上野は幼少時からオーケストラ曲「ダッタン人の踊り」や「1812」などに強く影響を受けている。今作では元来好きなオーケストラ曲に、表現力豊かで音色の幅広いサクソフォンだからこそできる挑戦を行っている。有名なオペラ『カルメン』を題材にした「カルメン・ファンタジー」は、サクソフォンに置き換えて使うのではなく、一からアレンジし、構築した。上野が隠れた名曲と絶賛している「ホヴァンシチナ」も上野耕平用にアレンジ。機能性に優れた聴きやすい楽器だからこそ、純粋に旋律の美しさや演奏者の歌を堪能できるアレンジに仕上がっている。(日本コロムビア)
[プロフィール]
1992年生まれ。茨城県東海村出身。8歳から吹奏楽部でサクソフォンを始め、東京藝術大学器楽科に入学。これまでに須川展也、鶴飼奈民、原博巳の各氏に師事。第12回ジュニアサクソフォンコンクール第1位、第7・10回 日本ジュニア管打楽器コンクール金賞、など数々の賞に輝いたのち、第28回日本管打楽器コンクールサクソフォン部門において、第1位(史上最年少)ならびに特別大賞(内閣総理大臣賞、文部科学大臣賞、東京都知事賞)を受賞。2014年11月、第6回アドルフ・サックス国際コンクール(ベルギー・ディナン)において、第2位を受賞。現地メディアを通じて日本でもそのニュースが話題になる。2014年10月「アドルフに告ぐ」(日本コロムビア)でCDデビューし、クラシック界に衝撃を与える1枚となった。2015年12月にはコンサートマスターを務めるぱんだウインドオーケストラのCDを日本コロムビアよりリリース。これまでにライブ盤を含む通算4枚のCDをリリースしている。2016年3月に東京藝術大学を卒業。同月に「東京・春・音楽祭」、4月には東京オペラシティで行われる「B→C」にてリサイタルを行った。同年4月からは昭和音楽大学の非常勤講師として後進の指導に当たる。 《The Rev Saxophone Quartet》および《ぱんだウインドオーケストラ》コンサートマスター。
【収録曲目】
1.カルメン・ファンタジー for サクソフォン
2.熊蜂の飛行
3.家路 ~交響曲第9番《新世界より》
4.モスクワ川の夜明け ~歌劇《ホヴァンシチナ》
5.チャルダーシュ ~歌劇《騎士バズマン》
6.バザンのロマンス ~歌劇《パトラン先生》
7.ラプソディー・イン・ブルー
<ボーナス・トラック>
8.ニュー・シネマ・パラダイス・メドレー
【演奏】
上野耕平(ソプラノ、アルト、テナー・サクソフォン、タンバリン)
山中惇史(ピアノ)
編曲:山中惇史(1・5・6) 網守将平(2)伊賀拓郎(3)林そよか(4)
長生淳(7) 福廣秀一朗(8)
【録音】
2016年5月10-12日 山形県南陽市文化会館