作曲家・新垣隆の新曲《祈りのシンフォニー》が完成と共にCD化~交響曲 《連祷》 -Litany-
新垣 隆 - 交響曲《連祷(れんとう)》-Litany-
UNIVERSAL MUSIC JAPAN公式YouTubeページより
クラシックの世界的名門レーベル Deccaより世界配信決定。
作曲家・新垣隆の新曲《祈りのシンフォニー》が完成と共にCD化。
交響曲「LITANY」世界リリース 本人コメント
私(のみならず多くの日本人)にとって、デッカは「クラシック音楽」の代名詞であり、その数々の名盤から音楽を識り、「世界」を識ったのだった。そのデッカから私の音楽が配信されるということは、はかりしれぬ喜びと同時に、自分が世界に対して大きな責任を背負うことでもあるだろう―是非より多くの人々に聴いて頂けることを願う。
新垣隆
新垣隆の交響曲「LITANY」へのコメント
私は、悲しみを、のりこえようという祈りを聞いた。世界の人に聞いてもらいたい!
黒柳徹子
新垣さんはずるいよ。一見、まるでキートンのようなクラウン(道化師)を演じながら、心の中ではずーっとファイテングポーズを取り続けている。
一連のゴーストライター騒動からの最初の作品がヒロシマやフクシマをテーマにするなんて、まったく。なんて度胸だ!
ビートたけし
新垣さんの曲には、どこかヨーロッパ的な響きを感じるんです。例えて言うなら、大きな教会に降り注ぐ美しい残響の世界とでも言いましょうか。本作を聞いていると、自分が何処かの大きな教会にいる様な感覚を覚えます。力強く美しいその響きに包まれながら、僕は今何を祈るべきかを考えてみようと思います。新垣さん、素晴らしい作品を有り難うございます(^^)v
槇原敬之
2014年に「佐村河内守氏のゴーストライターであることを公表し記者会見を行ったことで、日本中にその名を覚えられてしまった新垣隆。あれから2年。大騒動を起こしたのだから音楽家としての道はもうないものかと思いきや、今も変わらずクラシックにとどまらない様々なアーティストからの依頼で楽曲を提供したり、テレビ番組に出演したりしている。Takashi Niigakiの名前は世界でも知られるようになった。クラシック、ゲーム音楽、J-pop、あらゆるシーンにも対応できる日本の優れた作曲家として世界的名門レーベルDeccaが目を付け、今回のリリースに至った。
交響曲 第1番《HIROSHIMA》から実に13年ぶりの交響曲となる本作品に、新垣隆は作曲家としての全精力を注ぎ、音楽に真摯に向き合う。新垣 隆はこの作品で新たな作曲家人生をスタートさせる。この新曲は2016年8月15日、広島にて世界初演された。本CDは9月に福島にて録音される予定である。
新垣自身は「私はあらためてもう一度オーケストラ曲を書かなければならないと思った。 私自身の意思として、私自身の名に於いて。」と語っている。現在ゴーストライター事件を描いた映画『FAKE』が6/4から公開が始まっている。
(ユニバーサルミュージック・ジャパン)
新垣 隆:交響曲《連祷 – Litany –》
新垣 隆:ピアノ協奏曲《新生》
他
ピアノ、指揮:新垣 隆
東京室内管弦楽団
録音:2016年9月15日、福島市音楽堂
【SHM-CD仕様】
新垣 隆 Takashi Niigaki(ピアノ、作曲)
1970年、東京に生まれる。4歳よりピアノを始め、ヤマハ音楽教室で作曲を学ぶ。幼少時からショパンの《幻想即興曲》に憧れ、小学校4年生のころにストラヴィンスキーやドビュッシーに出会い《子供の領分》《春の祭典》等に大いに影響をうける。千葉県立幕張西高校音楽科入学、この頃、自作の曲をアマチュア・オーケストラが演奏して自分で指揮するという機会を得て、ドビュッシーや武満徹的要素を交えた曲をつくる。1989年桐朋学園大学音楽学部作曲科に入学。在学中、若き同志による型破りな音楽に視覚的な要素を加えた演奏会「冬の劇場」に参画。同学科を卒業後、作曲家ピアニストとして多岐にわたり精力的に活動する。作曲家としては、昭和期における作曲家達の研究に従事し現代音楽を主体としつつ映画やCM音楽の作曲も手掛ける。2013年度まで母校の非常勤講師を約20年にわたり務める。最近ではテレビ・ラジオ番組に出演し、親しみやすいキャラクターとして今までとは違う一面も見せ輝きを増している。作曲を南聡、中川俊郎、三善晃、ピアノを中岡秀彦、河内純、夢藤哲彦、森安耀子の各氏に師事。(ユニバーサルミュージック)
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2016年10月05日 16:00