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プレートル&シュトゥットガルト放送響~デジタル・ライヴ録音3タイトルが初出リリース!

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パリ音楽院出身、アンドレ・クリュイタンスの弟子ということで、どうしてもフランス物の演奏に注目が集まってしまう巨匠、ジョルジュ・プレートル(1924-)。しかし、プーランクのモノドラマ“声”を初演するなど現代作品を得意とする一方、その音楽づくりは繊細なエレガントさよりも、輪郭が明瞭で、骨太なタッチな豪快さにこそ本領があると言われます。シベリウスのような北欧物、R.シュトラウスのような独墺物の演奏にも、若い頃から定評がありました。オーケストラこそ異なるとはいえ、今回のWEITBLICK盤の登場で、ブラームスの全交響曲を聴けるようになったのは嬉しい限りです。
(タワーレコード)

ブラームス:交響曲第1番 / ハンガリー舞曲集
この第1 交響曲の登場で、プレートルのブラームス全集が揃うことになります。第2番、第3番(ベルリン・ドイツ響、SSS0129)、第4番+ピアノ四重奏曲(管弦楽版)(聖チェチリア管、TBRCD0028)。期待通りの雄渾なブラームスです。もちろん、プレートルならではの仕掛満載の面白演奏。名誉指揮者として密接な関係を持っていたシュトウットガルト放送響の機能性を存分に生かし、グイグイと牽引。そして只ならぬ感動を聴き手にもたらすプレートルの手腕には脱帽、そして圧倒されます。ハンガリー舞曲はかつてFOLRANEにもスタジオ録音がありましたが、こちらはライヴ。プレートルはアンコール・ピースとしてこれらの曲を好み、熱演を知る人も多いことでしょう。
(東武トレーディング)

【収録曲目】
ブラームス
交響曲第1番 ハ短調 Op.68
ハンガリー舞曲第1番 ト短調
ハンガリー舞曲第3番 ヘ長調
ハンガリー舞曲第4番 ト短調
ハンガリー舞曲第5番 嬰ヘ短調
【演奏】
ジョルジュ・プレートル(指揮)
シュトゥットガルト放送交響楽団
【録音】
2000年12月8日、シュトゥットガルト、リーダーハレ、ライヴ(交響曲)
1997年10月29-31日、シュトゥットガルト、リーダーハレ、ライヴ

ドヴォルザーク:新世界交響曲 / マーラー:葬礼
「新世界」は創設当初のパリ管ともスタジオ録音があり、十八番レパートリーです。やはり、円熟味と凄みも増した90年以降のプレートルならではの自在なアプローチ、むしろやりたい放題の潔さに感動です。気合を入れる掛け声、足踏みに臨場感もバッチリ収録。熱狂的な拍手もむべなるかなです。マーラー演奏にも一家言のある巨匠ですが、「復活」のスケッチともいえる交響詩「葬礼」を度々コンサートの第一曲目に取上げます。マーラー演奏にも定評あるシュトゥットガルト放送響を駆使し雄叫びのようなマーラーを展開しております。
(東武トレーディング)

【収録曲目】
ドヴォルザーク
交響曲第9番 ホ短調 Op.95 「新世界より」
マーラー
交響詩「葬礼」
【演奏】
ジョルジュ・プレートル(指揮)
シュトゥットガルト放送交響楽団
【録音】
1996年10月14-28日、シュトゥットガルト、リーダーハレ、ライヴ
1998年6月28日、シュトゥットガルト、リーダーハレ、ライヴ(マーラー)

チャイコフスキー:交響曲第4番 / ビゼー:交響曲第1番
チャイ4は、プレートルの秘蔵レパートリーです。ベルリン・フィルとの数少ない共演でも勝負演目として取り上げたものです。巨匠の派手な芸風にぴったり、そして泣けてくるほどの切ない歌、フェザータッチの繊細な弦楽器の刻みは色気たっぷり。もちろんフィナーレは豪快な爆発で締め括ります。ビゼーの交響曲も度々コンサートで取上げる愛奏曲です。こういう場合は徹頭徹尾チャーミングな演奏を繰り広げるのもプレートルならでは、シュトゥットガルト放送響も多彩な音色のパレットで魅了されます。
(東武トレーディング)

【収録曲目】
チャイコフスキー
交響曲第4番 ヘ短調 Op.36
ビゼー
交響曲第1番 ハ長調
【演奏】
ジョルジュ・プレートル(指揮)
シュトゥットガルト放送交響楽団
【録音】
1991年6月28日、シュトゥットガルト、リーダーハレ、ライヴ

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2016年11月28日 00:00