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フルトヴェングラーのベートーヴェン第3、5、7番がオタケンよりワイド・ブライトクランクで再発売!

オタケンのフルトヴェングラー

フルトヴェングラーのブライトクランクは、レコードにおいて、ワイドなものとナロウなものが存在することが、今回判明しました。曲の全体又は、一部において、ナロウなものがある、と言うことです。そこでこの度、音質を変えることなく、ワイドで統一させようと試みました。今までナロウなところがワイドになり、ナロウで親しんで来た耳には、音楽的密度が薄まるように聴こえることもあろうかと思われますが、フルトヴェングラーを目一杯ワイドで聴ける喜びは、何物にも代えがたいものがあるのも事実です。
(オタケンレコード  太田憲志)

(1)ベートーヴェン:交響曲 第3番 変ホ長調 作品55「英雄」
(2)リスト:交響詩「前奏曲」
(3)ワーグナー:楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:(1)1952年11月26~27日、(2)1954年3月3~4日、(3)1949年4月1~4日、
ムジークフェラインザール,ウィーン
録音方式:モノラル(スタジオ)
*このCDは、ブライトクランク方式によりモノラルをステレオ化したものです。

このCDに収められたエロイカは、フルトヴェングラーの数あるエロイカの中でも、最もスタンダードなもので、演奏だけを取れば、もちろんウラニアのエロイカなどのような、超名演もありますが、録音も含め、総合的には、この方が、安心して楽しんでいただけるものです。 リストは、今回のワイド化により、レコード会社からの、リクエスト演目とは思えないほどの、燃え上がるような演奏であることが、より明らかになりました。さらに、マイスタージンガー前奏曲は、オタケンでは、ブライトクランク初復刻です。併せてお楽しみくださいませ。
(オタケンレコード  太田憲志)

ベートーヴェン:
(1)交響曲 第5番ハ短調 作品「運命」
(2)交響曲 第7番 イ長調 作品92
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:(1)1954年2月28日、3月1日、(2)1950年1月18~19日
ムジークフェラインザール,ウィーン
録音方式:モノラル(スタジオ)
*このCDは、ブライトクランク方式によりモノラルをステレオ化したものです。

このCDに収められた運命は、フルトヴェングラー晩年様式を代表する演奏で、数あるフルトヴェングラーの運命の中でも、最もユニークなものです。確かに、得意のアッチェラランドもほとんどなく、ダイナミックレンジもそれほどではありませんが、今回のワイド化によって、大きな広がりの中で、各パートが生き生きと動き回る様は、又違った迫力が感じられます。一方、第7の方は、言うまでもない名演で、録音年代が多少古いにもかかわらず、もともとブライトクランク化に最も成功したと言われていたものです。
(オタケンレコード  太田憲志)

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2016年11月30日 11:30