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ガレージ・ロック・デュオ=ジャパンドロイズ、約4年振りとなるニュー・アルバム

Japandroids

 

カナダはヴァンクーヴァー出身のガレージ・ロック・デュオ、ジャパンドロイズ。2012年にセカンド・アルバム『CELEBRATION ROCK』をリリースして以来、ここ日本を含む40か国で200回以上のショウを行ってきた彼らが、約4年振りとなるニュー・アルバムを引っ提げてシーンに戻ってきた!

そのニュー・アルバムのタイトルは『NEAR TO THE WILD HEART OF LIFE』。メンバー曰く、ジェイムズ・ジョイスの小説『若い芸術家の肖像』の一節からタイトルを取ったという。アルバムからのファースト・シングルとなるのは、タイトル・トラック「Near To The Wild Heart Of Life」。

これまでの2作同様、アルバムは全8曲収録。これは、ザ・ストゥージズの『RAW POWER』、テレヴィジョンの『MARQUEE MOON』、レッド・ツェッペリン『IV』、ブルース・スプリングスティーン『BORN TO RUN』、パティ・スミス『HORSES』、ブラック・サバス『PARANOID』などのように、「グレイトなロックンロール・アルバムは基本8曲収録である」という基準に基づいたものであるという。

アルバムに収録されている8曲は、2014年~2015年の間にジャパンドロイズの二人が、ヴァンクーバー、トロント、ニューオリーンズ、そしてメキシコ・シティで作らた。、ほとんどの楽曲は、2015年の9月~11月にこれまでの2作も手掛けてきたジェス・ギャンダー(Jesse Gander)によって、ヴァンクーバーのレイン・シティ・スタジオでレコーディングされたが、「One Song, True Love And A Free Life Of Free Will」のみ、モントリオールのゴールデン・レイシオで、ダミアン・テイラーがレコーディングを手掛けている。アルバムのミックスを手掛けたのは、ピーター・カティス、そしてマスタリングはニューヨークのスターリング・サウンドでグレッグ・カルビ’Greg Calbi)が担当した。

アルバムの収録曲数だけでなく、曲順の構成にも独特な拘りを持つジャパンドロイズ。これまでの2作同様、今作もアナログLPレコードを念頭に構成されているという(1~4曲目がA面、5~8曲目がB面)。

もし前作『CELEBRATION ROCK』が〈一つの頂点〉であるとするなら、本作『NEAR TO THE WILD HEART OF LIFE』は〈新たな始まり〉と呼べるだろう。新たなアルバムを胸に、ジャパンドロイズは再び新たな音楽の地平を切り開く!

 

 

 

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掲載: 2017年01月17日 15:00