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セパルトゥラ、マックス在籍時の全作品をコンパイルしたボックス・セット

Sepultura

 

累計アルバム・セールスは2,000万枚を超え、その衝撃的なサウンドとカリスマ性溢れる存在感でヘヴィ・ミュージック・シーンに君臨し続けてきた、ブラジル出身のメタル・アクト、セパルトゥラ。マックスとイゴールというカヴァレラ兄弟を中心に結成された彼らは、80年代後半から90年代にかけて貪欲なまでに自らのヘヴィネスを追求し続け、後続のスラッシュ/ニュー・メタル/グルーヴ・メタル・アクト達に絶大な影響を与えてきたバンドだ。Roadrunner Recordsの歴史を語る上でも外すことの出来ない重要なアーティストでもある彼らが、吠えるカリスマことマックス・カヴァレラ在籍時にRoadrunner Recordsより1986年から1996年にかけて発表してきた全アルバムをコンパイルした全6枚組のボックス・セットがここに登場する!

6枚組CDと6枚組アナログの2形態で発表されるこのボックス・セットは、セパルトゥラという唯一無二の音像を放つバンドが11年に渡り、アグレッションとグルーヴを融合させながら進化し続けてきたその軌跡を辿る作品だ。ブラック・メタル・テイスト溢れるファーストから、スラッシュ・メタルへと移行し、自らのルーツでもあるブラジリアン・ミュージックとヘヴィネスを融合させたグルーヴ・メタルを確立していくそのバンドの進化は、そのままシーン全体へと波及していくほどの強靱な存在感に満ちているのだ。

1985年にEP『BESTIAL DEVASTATION』を発表し、翌年86年にアルバム『MORVID VISIONS』でデビューを果たしたSEPULTURA。当初はブラック・メタル色の強いサウンドを鳴らしていたのだが、Roadrunnerとの契約後アメリカを活動拠点とした際によりスラッシュ・メタル寄りなサウンドへシフトしていく。85年のEPは、アルバム発表時にボーナス・トラックとして追加収録されている。

1987年、バンドは新たにアンドレアス・キッサーをギタリストに迎え、アルバム『SCHIZOPHRENIA』を発表、ブラック・メタルとスラッシュ・メタルを融合させたサウンドでシーンに衝撃を与えたのだが、その真価は、今やスラッシュ・メタルのクラシック・アルバムとして称される89年の『BENEATH THE REMAINS』で多いに発揮される事となった。そして、よりその鋭さに磨きをかけた91年の『ARISE』で、その存在をアンダーグラウンド・シーンから一気にワールドワイドに知らしめるようになっていく。

1993年にはその獰猛なスラッシュ・サウンドにグルーヴという要素を取り入れた名作『CHAOS A.D.』を発表、Roadrunner Recordsにとって初の全米チャートTOP 40作品を生み落とす。そして96年、自らのルーツでもあるブラジリアン・ミュージックの要素とメタルを大胆に融合させ、その後の巻き起こるニュー・メタル・ムーヴメントに絶大な影響を与えた作品『ROOTS』を発表、全英チャート4位、全米チャート27位という記録を打ち立てる。が、この作品を最後に中心人物であったマックス・カヴァレラはバンドを脱退、それぞれ別の道を歩むようになっていく。

トライバル・ロゴを大きく打ち出したジャケットを採用した、クラムシェル・ボックス仕様。レコードは6色のカラー・ヴァイナルからなる6枚組。

セパルトゥラ、通算14作目のスタジオ・アルバム『Machine Messiah』はこちら>>>>>

 

 

 

 

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タグ : ハードロック/ヘヴィメタル(HR/HM) リイシュー

掲載: 2017年01月17日 15:01