注目アイテム詳細

坂本龍一の編曲も収録!高橋アキ『ハイパー・ビートルズ volume Ⅰ』世界の現代作曲家がビートルズを編曲!

高橋アキ①


世界の現代作曲家による個性豊かなアレンジ作品集。待望の再録音が遂にスタート!

世界14か国・47人の現代作曲家たちに、ビートルズ作品のアレンジを委嘱した『ハイパー・ビートルズ』シリーズ。高橋アキの企画制作・演奏による、この画期的なアレンジ作品集は、欧米でも話題となり、高い評価を受け、再演され続けてきました。そして四半世紀を経たいま、遂に再録音がスタート!第1弾となる本アルバムには、世界7か国の錚々たる現代作曲家による15作品が収録されています。

<高橋アキ(ピアノ)>
鎌倉生まれ。母・高橋英子にピアノを習う。東京藝術大学附属高校、大学を経て同大学院修了。大学院でゲオルク・ヴァシャヘーリに師事。1970年に初リサイタル、1972年にはじめてヨーロッパに渡り、ベルリン芸術週間、パリ秋の芸術祭などでリサイタルを開き好評を博す。1973年には昭和48年度芸術祭優秀賞を、内外の現代作品20曲を収録した『高橋アキの世界』により受賞。1975年より『エリック・サティ連続演奏会』を企画構成の秋山邦晴とともに開催、「サティ再発見」の大きな契機となった。『エリック・サティ ピアノ全集』全13巻を校訂、また『エリック・サティ ピアノ音楽全集』をリリース。1980年にモートン・フェルドマンの招きにより初渡米。1984年にはカリフォルニア芸術大学客員教授を務めた。1983年、第1回中島健蔵賞、1986年に第1回京都音楽賞・実践部門賞を受賞。2002年から東京の浜離宮朝日ホールで開始された〈ピアノ・ドラマティック〉シリーズの成果により、2003年に第21回中島健蔵賞を受賞。CDも数多くリリースがあり、現代音楽を代表する世界の作曲家たちにビートルズ・ナンバーを主題とする作品を委嘱した『ハイパー・ビートルズ』シリーズを自ら企画制作・演奏、CD4枚を完成。うち1枚は英米でも発売され、ニューヨーク・タイムズ紙で1990年ベストCDに選ばれた。2006年にはベルリンの音楽祭"メルツムジーク"にピアニスト・イン・レジデンスとして招かれた。また同年、ニューヨークでのフェルドマン作品によるリサイタルがニューヨーク・タイムズ紙で2006年度のベスト・コンサートのひとつに選ばれた。CD『シューベルト:ピアノ・ソナタ集』、「モートン・フェルドマン:トリオ」の演奏で、平成19年度芸術選奨文部科学大臣賞受賞。またCD『危険な夜─高橋アキプレイズ ジョン・ケージ』が平成20年度文化庁芸術祭優秀賞受賞。平成23年秋の紫綬褒章を受賞。2014年、第23回朝日現代音楽賞を受賞。著書に『パルランド 私のピアノ人生』(春秋社)がある。
(カメラータ・トウキョウ)
【曲目】
ジョン・レノン&ポール・マッカートニー:
1.ノルウェーの森(編曲:ポーリン・オリヴェロス)
2.ゴールデン・スランバー(編曲:武満徹)
3.ミシェル(編曲:バーバラ・モンク・フェルドマン)
4.夜の光(ポール、鳥と出会う)〈ブラック・バード〉(編曲:ペア・ノアゴー)
5.イエスタデイ(編曲:三宅榛名)
6.ドゥ・ユー・ウォント・トゥ・ノウ・ア・シークレット(編曲:ジェイムズ・テニー)
7.ビコーズ(編曲:西村朗)
8.ハッピネス・イズ・ア・ウォーム・ガン(編曲:ケヴィン・ヴォランス)
9.ジュリア(編曲:バニータ・マーカス)
10.レット・イット・ビー(アジア旅行)(編曲:三輪眞弘)
11.「平和を我等に」によるショート・ファンタジー(編曲:フレデリック・ジェフスキ)
12.アクロス・ザ・ユニヴァース(編曲:内藤明美)
13.猿の指、ヴェルヴェットの手〈カム・トゥゲザー&ハッピネス・イズ・ア・ウォーム・ガン〉(編曲:カイヤ・サーリアホ)

ジョージ・ハリソン:
14.ブルー・ジェイ・ウェイ(編曲:ジグムント・クラウゼ)
ジョン・レノン&ポール・マッカートニー:
15.AKI 2.2(編曲:坂本龍一)
【演奏】
高橋アキ(ピアノ)
【録音】
2016年10月、三重

カテゴリ : ニューリリース | タグ : ザ・ビートルズ

掲載: 2017年05月26日 00:00