五嶋みどりの映像作品『Midori plays Bach~五嶋みどり、バッハを奏でる』
五嶋みどりがバッハゆかりの地ケーテンで奏でる無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ。音楽と真摯に向き合うMidoriの今を収録!
日本を代表する世界的ヴァイオリニスト、五嶋みどり。11歳で華々しくアメリカ・デビューを飾り、現在に至るまで世界的奏者として、コンサート、録音、教育、そして社会貢献活動も行っています。2012年にはデビュー30周年を記念して、日本全国の寺院・神社・教会で、バッハを演奏するという大ツアーを行いました。ツアー後には満を持してCD 録音も行われ、存在感のあるバッハ演奏を聴かせてくれました。
この映像は、バッハゆかりの地ケーテンで、五嶋みどりがバッハの無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータを全曲演奏したもの。バッハは1717年にアンハルト=ケーテン侯国の宮廷楽長に就任し、1723年にライプツィヒの聖トーマス教会のカントル「トーマスカントル」に選任されるまでの6年間をケーテンで過ごしました。この作品群はこのケーテン時代に作曲、ヴァイオリニストにとって高度な技術と音楽性を要求することから、ヴァイオリン作品の頂点とも言われます。
五嶋みどりは、この作品について映像の中でこのように述べています。「バッハの無伴奏ソナタとパルティータは多くの声を持つとても豊かな音楽です。一つの楽器によるソロ演奏にもかかわらず、たくさんの声と声がお互いに呼応しそれがお互い押したり引いたり作用し合うので独奏という感じがしません。バッハはいつも私に教えてくれます。自身の耳でよく聴き心を開いて聴くようにと。」彼女が最初にバッハを演奏したのは6,7歳の頃といいます。しかしこれまで演奏し続けいるけれど、完全に理解できたと思うことはなく、永遠に学び続けて行くものとも語っています。五嶋みどりの演奏技術は、間違いなく現代最高峰であり、円熟期を迎えたその音楽性も比類なきもの。このような彼女のコメントは、音楽に真摯に向き合う彼女の姿勢をそのまま表すものと言えるでしょう。
本商品も、緑豊かなケーテンの街並み、静かな街を五嶋みどりがヴァイオリンを背負って歩く姿や、美しくも華美ではないケーテン城の中など終始落ち着いた映像で、じっくりと音楽に浸ることのできる良質な映像が収められています。
(キングインターナショナル)
Midori plays Bach~五嶋みどり、バッハを奏でる
【曲目】
J.S.バッハ:
無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータBWV1001~1006
【演奏】
五嶋みどり(ヴァイオリン)
【収録】
2016年8月、ケーテン城
ディレクター:アンドレアス・モレル
プロデューサー:パウル・スマチヌイ
【ブルーレイ仕様】
画面:Full HD 16:9
音声:PCM ステレオ,DTS HD MA5.1
151'30
字幕:ドイツ語、フランス語、韓国語、日本語
リージョン:All
【DVD仕様(2枚組)】
画面:NTSC 16:9
音声:PCM ステレオ,DTS 5.1,DD5.1
151'30
字幕:ドイツ語、フランス語、韓国語、日本語
リージョン:All
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2017年09月20日 00:00