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オーティス・レディング(Otis Redding)、全てモノラル音源のアナログLPボックス『Definitive Studio Album Collection』

Otis Redding

不滅のキング・オブ・ソウル、オーティス・レディング。今年12月10日に没後50年を迎え、また彼にとって最期のそして最大のヒット・シングル「ドック・オブ・ベイ」が来年に発売50周年を迎えるなど、R&B/ソウル史にとって重要なメモリアル・イヤーが続くが、その中、オーティス・レディングが生前遺したスタジオ・アルバムを1つに集めたアナログLPボックスが発売となる。

本ボックス・セット『THE DEFINITIVE STUDIO ALBUMS COLLECTION』に収録されているのは、1964年のデビュー・アルバム『PAIN IN MY HEART』から、1968年、彼の死後にリリースされた『THE DOCK OF BAY] までの7作。いずれのスタジオ・アルバムも、レコードのオリジナル・アートワークを可能な限り再現。VOLTやSTAXなどのオリジナル発売時のレーベルや品番などの詳細なディテールも反映している。しかも今回は全てモノラル音源での再発。いくつかのタイトルは「初」のモノラル発売となる。

僅か26年の人生、しかもSTAXでの活動はたったの5年。しかし、その間オーティスは、60年代ソウル・ミュージックを代表する数多くのヒット曲を遺し、後のミュージック・シーンやヴォーカリストに多大な影響を与えることになる。その中には、デビュー80万枚を売り上げるヒットとなったデビュー・シングル「These Arms of Mine」、「Pain In My Heart」、ぐいぐいと聴き手を魅了する「Security」、ギタリストのスティーヴ・クロッパーとの共作によるアップ・ナンバー「Mr. Pitiful」、1965年末に大ヒットした「お前をはなさない」、悲しみに満ちたヴォーカル表現が素晴らしい「マイ・ラヴァ-ズ・プレイヤー」、フックのフレーズが印象的な「Fa-Fa-Fa-Fa-Fa(Sad Song」、テッド・ルイスのカヴァー「Try A Little Tenderness」などをはじめ、死の3日前にレコーディングされ、R&Bチャート3週、ポップ・チャート4週1位を記録したという「ドック・オブ・ザ・ベイ」などが含まれる。

タグ : ソウル/R&B ソウル復刻&発掘 リイシュー

掲載: 2017年12月22日 19:15