〈2017年アーティストの一番のお気に入りCDは?〉 熊谷太起[Gt](Helsinki Lambda Club)編
〈ニューオルタナティブ〉を標榜するバンドが、プロデューサーにアナログフィッシュの下岡晃を据えたファースト・アルバム。その甲斐あって、彼らの美点である青さはしっかり伝わってくる。例の定型文の正しい用法が初めてわかるようなユーモア溢れるポップ・パンク"This is a pen."など、全11曲を収録。〈気付かない振りをしていた 傷が無い振りもしていた〉と歌う"目と目"もフォーキーで良い。
bounce (C)田山雄士
Helsinki Lambda Club − This is a pen.
▼選盤テーマ:2017年、一番聴いたCDは?
Hocus Pocus『Place 54』
2017年はケンドリック・ラマーやタイラー・ザ・クリエイター等の新譜が出たのもあって、ヒップホップ熱が加速した1年でした。それら新譜群を抑えて1番聴いていたのがHocus Pocus。フランスの空気がそうさせているのか、お洒落で、でもちょっと捻くれてる。ヒップホップに偏見がある人にぜひ聴いてみて欲しい、ヒップでたまにポップなアルバムです。オススメ曲は「Je la soul」
▼選盤テーマ:2017年、一番気になったアーティストは?
Vulfpeck『The Beautiful Game』
ヘルシンキラムダクラブの1stフルアルバム「Me to Me」制作時に、アナログフィッシュの下岡Pにオススメされたのが、Vulfpeckを知ったきっかけ。ファンクのルーツを踏襲しつつ、いい塩梅で現代的にアップデートされた音で、聴いてて気持ち良い。若干ふざけたスタンスなのもいい。ライブに行ってみたいんですが、どうやらまだ来日したことがないみたいなので、2018年、来日に期待!
Vulfpeck「Animal Spirits」
▼2017年印象に残った出来事は?
Helsinki Lambda Clubのギタリストとして加入しました。
▼リリース&ライヴ情報
BAYCAMP201802
2018年2月3日(土)
OPEN : 15:00 / START 16:00 /
オフィシャルページURL:http://www.helsinkilambdaclub.com
オフィシャルツイッターアカウント:@helsinkilambda
カテゴリ : キャンペーン
掲載: 2018年01月12日 12:00