『デトロイト』サウンドトラックはザ・ドラマチックスからコルトレーンまで
見る者の魂を揺さぶる衝撃の実話に欠かせない、極上のサウンドトラック盤!
1967年、<デトロイト暴動>のさなかに起こった、衝撃の<アルジェ・モーテル>事件。事件に巻き込まれることになるコーラス・グループ、ザ・ドラマチックスのエピソードも描きつつ、険しい現実を、現在と結びつけて直視する名匠、キャスリン・ビグロー監督の問題作。
サウンドトラック盤は、ザ・ドラマチックスのナンバーで始まり、マーサ・リーヴス、マーヴィン・ゲイとタミー・テレルなどの、当時のラジオを賑わしたナンバー、ザ・ルーツの新曲、ジェームス・ニュートン・ハワードのスコア、そしてドラマ中、強烈な印象を残すことになるジョン・コルトレーンの名演でアルバムは終わる。
映画に衝撃、感動を受けた方も、これから見ようという映画ファンのサウンド的予習(映画の楽曲は、先に知っていると、より世界に入り込めます)も、そして極上のソウル・コンピレーション的サウンドトラックとしても、おすすめ。
原題:Detroit
監督:キャスリン・ビグロー(『ハート・ロッカー』『ゼロ・ダーク・サーティ』
製作:ミーガン・エリソン(『20センチュリー・ウーマン』『フォックスキャッチャー』)、キャスリン・ビグロー、マシュー・バドマン、マーク・ボール、コリン・ウィルソン
脚本:マーク・ボール
撮影:バリー・アクロイド(『麦の穂をゆらす風』『グリーン・ゾーン』)
衣装デザイン:フランシン・ジェイミソン=タンチャック(『ゲット・リッチ・オア・ダイ・トライン』『ベアリー・リーサル』)
オリジナルスコア:ジェームズ・ニュートン・ハワード
音楽監修:ジョージ・ドレイコリアス、ランドール・ポスター
出演:ジョン・ボイエガ、ウィル・ポールター、アルジー・スミス、
ジェイソン・ミッチェル、ジャック・レイナー、ベン・オトゥール、
オースティン・エベール、ジェイコブ・ラティモア、ハンナ・マリー、
ケイトリン・デヴァー
全米公開:2017 年10月4日
配給:ロングライド
1月26日(金)より全国ロードショー
サウンドトラックのトラックリストは以下です。
1.If You Haven't Got Love / The Dramatics
2.Jimmy Mack /Martha Reeves & The Vandellas
3.Baby, Bunny (Sugar Honey) / Jerry Williams
4.Your Precious Love / Marvin Gaye & Tammi Terrell
5.Till Johnny Comes / Brenda Holloway
6.Rescue / James Newton Howard
7.It Ain't Fair [feat. Bilal] / The Roots
8.Devil's Gotten Into My Baby / The Devotions
9.You're The Cream Of The Crop / Lee Rogers
10.All Because Of You / The Dramatics
11.Alone / James Newton Howard
12.Grow / Algee Smith
13.Heaven Must Have Sent You / The Elgins
14.I Want To Talk About You / John Coltrane