スティーヴ・ルカサー、スティーヴ・モーズ、ジョン・ペトルーシら豪華ゲスト参加!スターリング・ボール、ジョン・フェラロ、ジム・コックスによるアルバム『The Mutual Appreciation Society』
世界で初めてエレキ・ギター用の弦を開発したアメリカの老舗メーカー、ERNIEBALLの創始者Ernie Ballの息子であり、現EARNIEBALL/MUSICMANのCEOを務めるSterling Ball(スターリング・ボール)。彼は音楽ビジネスマンであり、プレイヤーであり、そして何より音楽を、そしてギターの音色を愛する男だ。
彼は80年代から音楽への愛情を常に注ぎ込んできた。中学時代からの友人である、知る人ぞ知る名ドラマー、John Ferraro(ジョン・フェラーロ)、そして名キーボード・プレイヤーJim Cox(ジム・コックス)とはBIFF BABY'S ALL STARSというバンドで活動し、そのライヴには長年の友人でもあるALBERT LEE(アルバート・リー)やSTEVE LUKATHER(スティーヴ・ルカサー)なども出演、界隈では非常に注目を集めていた(来日経験もあり)。
ライヴなどで活動をしてきた彼らだが、その長年の音楽への愛情を”アルバム”という一つの形にすべく、自分達が敬愛するクラシック・トラックをパフォーマンスするプロジェクトを立ち上げる。それが、STERLING BALL, JOHN FERRARO AND JIM COX名義となる今作『THE MUTUAL ADMIRATION』だ。
この記念すべきプロジェクトを祝し、錚々たるゲスト・ギタリストが集結。長年の友人であるALBERT LEEやSTEVE LUKATHER(TOTO)はもちろんの事、Sterling Ballと深く交流するSTEVE MORSE(THE DIXIE DREGS, DEEP PURPLE, KANSAS他)、JOHN PETRUCCI(DREAM THEATER)、STEVE VAIといった壮絶ギタリスト達がそのプレイを披露してくれているのだ。
SterlingとJohn、Jimの三人がプロデュースを務め制作された今作は、彼らが愛する音楽を新たに解釈した楽曲が多く収録されている。3人がレコーディングをしている写真をFacebookで見つけ、俺にも弾かせてくれ、と連絡をしたAlbert Leeは、BUCK OWENSの「Crying Time」とHANK WILLIAMSの「Hey Good Looking」の2曲に参加。Steve Morseは、THE DOBIE GRAYのクラシック「The In Crowd」で、そしてSteve LukatherはDELTA BLUESの楽曲「Baby Please Don't Go」でそれぞれパフォーマンスを披露し、Steve Vaiは彼自身も幼少期の頃大好きな曲だったというJIMMY GILMER AND THE FIREBALLSの「Sugar Shack」であの独特なギター・プレイを聴かせてくれている。そしてJohn Petrucciは、なんと40年代の古いディズニー・アニメやディズニー・ランドのテーマ・ソングといった曲をメドレーで聴かせる「Disney Medley」に参加、彼のテクニカルなパフォーマンスがディズニーの曲をどうアレンジするのか、興味は尽きない。
掲載: 2018年02月09日 12:59