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カスプシク&ワルシャワ国立フィルによる母国ポーランドの作曲家作品集~ペンデレツキ、ヴァインベルク、ムイナルスキ

カスプシク

ポーランドの名匠カスプシク指揮による、母国を同じくする共感を寄せる演奏

ペンデレツキは、管弦楽のための作品「ポロネーズ」をショパンの幻想曲による交響詩形式で書くことを思いつきました。ショパンの主題に基づいており、作品の進行に伴いいくつかの異なるバリエーションが展開されていきます。
各演奏者は全体的な音楽表現に影響を与えながら、お互いに重なる色を作成していきます。初演時にワルシャワ・フィルのコンサートホールのバルコニーに管楽器群を配置したのと同様に、この録音でもそのような配置により独特な広がりが感じられるはずです。
ヴァインベルクの「ポーランドのメロディ」は、ソ連による迫害時代の1950年に書かれ、ワルシャワ時代の懐かしい記憶を呼び戻そうとしたもの。
ムイナルスキの「交響曲」は、ドブジンスキの「性格的交響曲」と同様にポーランドの民族舞踊もモチーフとして巧みに作曲されたこの作品は、豊かなオーケストレーションと印象的な色彩をもったものです。指揮を務めるのはポーランドの名匠、ヤツェク・カスプシク。母国を同じくするこれらの作品に共感を寄せる演奏です。
(ワーナーミュージック)
【収録曲】
1) クシシュトフ・ペンデレツキ:ポロネーズ
2) ミェチスワフ・ヴァインベルク:ポーランドのメロディ Op.47-2、
3) エミル・ムイナルスキ:交響曲 ヘ長調Op.14「ポーランド」
【演奏】
ヤツェク・カスプシク(指揮)
ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団
【録音】
2016年1月、2016年8-9月、ワルシャワ・フィルハーモニック・コンサートホール

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2018年02月26日 00:00