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ららら♪クラシック4月13日放映「解剖!伝説の名演奏家『幻の指揮者ムラヴィンスキー』」が大反響!

ムラヴィンスキー

Eテレ 毎週金曜 午後9時30分の「ららら♪クラシック」、4月13日(金)放映の「解剖!伝説の名演奏家『幻の指揮者ムラヴィンスキー』」が大きな反響を呼んでいます。

東西冷戦の時代を生きた、旧ソ連の大指揮者エフゲニー・ムラヴィンスキー(1903~1988)について、 (1)「鉄の結束」を生んだ自分に厳しい指揮者、(2)70年代来日で見せた巨匠の素顔、(3)信じる音楽のための「命がけの演奏」という3つのテーマで論じました。

ゲストに指揮者の大井剛史氏、ロシア語通訳・翻訳家でムラヴィンスキーと親交のあった河島みどり氏を迎え、元レニングラード・フィル フルート奏者でムラヴィンスキー夫人のアレクサンドラ・ムラヴィンスカヤ氏の証言を交えながら検証してゆく、たいへん興味深い内容となりました。

そしてムラヴィンスキー指揮のショスタコーヴィチ:交響曲第5番ニ短調 作品47が映像で流されました。この20世紀の名作交響曲の初演者、ムラヴィンスキーの使命感に満ちた凄絶無比な演奏に、改めて注目が集まりました。

※ なお、当番組は [Eテレ]2018年4月19日(木) 午前10:25~午前10:55(30分)にて再放送予定です。

このページでは現在手に入る、ムラヴィンスキー指揮のショスタコーヴィチ:交響曲第5番のDVDとCDにつき、ご紹介いたします。
(タワーレコード 商品本部 板倉重雄)

『ムラヴィンスキー・コンダクツ・ショスタコーヴィチ』
現在手に入る唯一の映像ソフトです。旧ソ連での収録のため、年代の割に画質は大変悪いのですが、巨匠の指揮姿を見ることのできる数少ない記録として貴重な一本となっています。

【曲目】
ショスタコーヴィチ(1906-1975):
交響曲第5番ニ短調 Op.47 収録:1973年、モノラル
交響曲第8番ハ短調 Op.65 収録:1982年、ステレオ
交響曲第12番ニ短調「1917年」Op.112 収録:1984年、モノラル
【演奏】
エフゲニー・ムラヴィンスキー指揮 レニングラード・フィル

初来日公演の記録!NHK収録による高音質
ムラヴィンスキーが初来日公演でショスタコーヴィチ第5を、異常とも言える緊迫感で演奏した時の貴重な記録です。音質が極めて良いため、その演奏を固唾を飲んで見守っている聴衆の様子さえ生々しく伝わってくるようです。
【曲目】ショスタコーヴィチ:交響曲第5番ニ短調Op.47
【演奏】エフゲニー・ムラヴィンスキー指揮 レニングラード・フィル
【録音】1973年5月26日、東京文化会館(ステレオ・ライヴ録音)
※NHK所有テープ使用

本拠地レニングラードでの入念なセッション録音
オリジナルテープからのデジタルトランスファーだけあってすばらしい音質! 演奏はまさに完璧の一言で、ムラヴィンスキーらしい異様な緊張感と迫力で一気に聴かせます。
【曲目】ショスタコーヴィチ:交響曲第5番ニ短調Op.47
【演奏】エフゲニー・ムラヴィンスキー指揮 レニングラード・フィル
【録音】1973年5月3日 レニングラード・フィルハーモニー 大ホール
(ステレオ・セッション録音)

音楽の都ウィーンでセンセーショナルな成功を収めた演奏
ふだんウィーン・フィルが演奏している楽友協会大ホールに乗り込み、自らの芸術を堂々と問うた演奏。ムラヴィンスキーの峻厳な芸術が、美麗なホールの響きに包まれます。
【曲目】
(1)シューベルト:交響曲第8番ロ短調「未完成」D.759
(2)ショスタコーヴィチ:交響曲第5番ニ短調Op.47
【演奏】エフゲニー・ムラヴィンスキー指揮 レニングラード・フィル
【録音】1978年6月12、13日(ウィーン芸術週間)/ウィーン楽友協会大ホール(ステレオ・ライヴ録音)

50代のムラヴィンスキーによる覇気に満ちた演奏
前半がベートーヴェンの「英雄」、後半がショスタコーヴィチの交響曲第5番という豪華すぎるプログラムでしたが、それをすべてディスク化、当日の充実感を堪能していただきます。
【曲目】
CD1 ベートーヴェン:交響曲第3番変ホ長調Op.55「英雄」
CD2 ショスタコーヴィチ:交響曲第5番ニ短調Op.47
【演奏】エフゲニー・ムラヴィンスキー指揮 レニングラード・フィル
【録音】
1961年6月2日/ベルゲン音楽祭(モノラル・ライヴ録音)

カテゴリ : ニュース

掲載: 2018年04月16日 00:00