佐藤久成の最新録音『HISAYA、誘惑のヴァイオリン モーツァルトソナタ集』
ヴァイオリン界の絶滅危惧種が奏でる
前人未踏のモーツァルト!
ヴァイオリン界の寵児、絶滅危惧種的存在のHISAYA、待望の新録音。HISAYAを見出し、その紹介に心血を注がれた宇野功芳氏は生前、HISAYAのモーツァルトの録音を熱望されていたが、このほど満を持してついに完成を見た。HISAYAもモーツァルト録音を構想すること3年、満を持して取り組んだモーツァルトだけにその入れ込みは尋常ではなく、とてつもなく高いレベルのモーツァルトが完成。HISAYAにしか表現できない、濃厚な表現、それでいて品位を失わず、モーツァルトから放たれる喜びと悲しみが聴くものに迫ります。今までこれほどの濃密なモーツァルト演奏があっただろうか。決定的名盤とされるグリュミオー/ハスキルをはじめ、シェリング/へブラー、ムター/オーキス、スタインバーグ/内田光子らの名演を凌ぐ、抜きんでた現代の名盤の資格十分。ピアノは桐朋~パリ・コンセルヴァトワー在籍中ながら、日・欧で活躍中の江崎萌子。HISAYAの変幻自在のヴァイオリンに見事な対応を見せている。録音は「HISAYA/功芳=仙台フィル宇和島ライブ」を担当した、名エンジニア・豊原隆一郎氏による、5.6メガDSD1ビットによる高品位録音。迫力あふれるフォルテッシモから消え入るようなピアニッシモまで、クリアな音質が豊かなホールトーンを伴って心地よい響きに仕上がりました。
(キングインターナショナル)
【曲目】
(1)モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ ト長調 K.301(14'17")
(2)モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ 変ロ長調 K.378(20'37")
(3)モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ ホ短調 K.304(14'28")
(4)モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ イ長調 K.526(24'08")
【演奏】
佐藤久成(ヴァイオリン)、
江崎萌子(ピアノ)
【録音】
セッション録音:2017年12月14-15日/鴻巣市文化センター、クレアこうのす(小ホール)
コンサート情報
佐藤久成ヴァイオリン・リサイタル~宇野功芳メモリアル~
2018年5月25日 サントリーホール 大ホール
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2018年04月19日 00:00