マイ・モーニング・ジャケット(My Morning Jacket)のヴォーカル&ギターのジム・ジェイムズ(Jim James)によるソロ・アルバム3作目が完成
これまでに3作がグラミー賞において「最優秀オルタナティヴ・ミュージック・アルバム賞」にノミネートされている米ロック・バンド、マイ・モーニング・ジャケットのフロントマン、ジム・ジェイムズ。そんな彼が、3枚目となるソロ・アルバム『ユニフォーム・ディストーション』を、ニューヨークに拠点を置く<ATOレコード>より6月29日(金)にリリースすることがわかった。
プロデュースを手がけたのはジムとケビン・ ラッターマンで、ケンタッキー州のルイビルにてケビンがエンジニアの役割も担ってレコーディングされた。楽曲制作はすべてジムによるもので、ベーシストのセス・カウフマン (フローティング・アクション) 、ツアー仲間でもあるドラマーのデイヴ・ギヴァン、そしてバック・ヴォーカルにディア・レモン・トゥリーズのレスリー・スティーヴンス、ジェイミー・ドレイク、そしてキャスリーン・グレイスらが参加している。
今作のジャケット写真にもこだわりがあったという。ジムがヒッピー向けの雑誌で、地球の上で生きるために必要な道具の数々をカタログ化した伝説的な本『全地球カタログ』のページをパラパラとめくっていた際に、アメリカ人写真家デュアン・マイケルズの作品“The Illuminated Man”に目をとめた。早速本人に新作のジャケットにしたいと許可を申請したが、あっさり断られてしまう。それでも諦められなかったジムはデュアン本人にパーソナルな手紙を書くことにした。そしてその結果、こうして新作『ユニフォーム・ディストーション』のジャケットに使用されることとなったのだという。