ロバート・グラスパー、テラス・マーティンら6名の才能が集まったオールスター・プロジェクト、R+R=NOW始動
(C)Todd Cooper
現代ジャズ・シーンの革命児「ロバート・グラスパー」と、ケンドリック・ラマーのグラミー賞受賞作『To Pimp A Butterfly』を手がけ、リリースが待たれているハービー・ハンコックの新作にロバート・グラスパーと共に参加していることでも注目を集める「テラス・マーティン」をはじめ、ロバート・グラスパー・エクスペリメントのメンバーとして活躍し、マックスウェルの音楽監督もつとめる「デリック・ホッジ」、今年のロバート・グラスパー・エクスペリメントのツアーでドラムを務めたことも記憶に新しい「ジャスティン・タイソン」らに加え、近年はクリスチャン・スコット・アトゥンデ・アジュアーと名乗って活躍するカリスマ・トランペッターの「クリスチャン・スコット」、そしてグラミー賞受賞ジャズ・シンガーのボビー・マクファーリンを父に持ち、DJ、ビートボクサーからプロデューサー、シンガーと多彩な顔を持つ「テイラー・マクファーリン」という、豪華なラインナップ。
R+R=NOWは「Reflect+Respond=NOW」を意味しており、「時代を反映させることはアーティストの責務である」というニーナ・シモンの有名な言葉にインスパイアされて生まれたグループ名。
このグループに関してグラスパーは、「メンバー全員のそれぞれのサウンドは違うが、俺たちは皆、同じコンクリート・ガーデンからやってきた。とても誠実で、流動的なサウンドになる。ヒップホップ、EDM、ジャズ、時にはレゲエも聞こえるような。お互いをとてもリスペクトしているから、俺たちは常に相手にパスを出すことができるんだ」とコンセプトを説明。
今の時代を反映し、このメンバーにしか出来ない革新的な音楽を創りあげている。
【MEMBER】
Robert Glasper [keys, rhodes]
Terrace Martin [saxophone, vocoder, keys]
Christian Scott [trumpet]
Derrick Hodge [bass]
Taylor Mcferrin [keys and electronics]
Justin Tyson [drums]
掲載: 2018年05月11日 19:27