キリル・ゲルシュタインによるガーシュウィンと“ガーシュウィン”にまつわる作品集!『ガーシュウィン・モーメント』
ガーシュウィンの代表作「ラプソディ・イン・ブルー」。1924年に米国のジャズ、ポップス指揮者ポール・ホワイトマンの依頼を受けたガーシュウィンが2週間で書き上げたとされています。ただオーケストレーションに関しては、当時ホワイトマン楽団のアレンジャーを務めていたグローフェが行い、まずジャズ・バンド版が完成。後に何度も改訂が行われ、現在耳にするオーケストラ版などが生まれました。この録音では最初のジャズ・バンド版で演奏されており“シンフォニックジャズ”としての味わいが深く感じられます。
ロシアのピアニスト、ゲルシュタインは14歳でバークリー音楽院に留学し徹底的にジャズを学んでから、クラシックに「戻った」というユニークな経歴の持ち主。
このアルバムではガーシュウィンにまつわる作品を超絶技巧を駆使して華麗に演奏。楽しいアルバムに仕上がっています。
(ナクソス・ジャパン)
【曲目】
1.ガーシュウィン(1898-1937):ラプソディ・イン・ブルー(1924年ジャズ・バント版)[F.グローフェによるオーケストラ編]
アール・ワイルド(1915-2010):ガーシュウィンによる超絶技巧練習曲より
2.Somebody Loves Me 誰かが私に恋してる
3.I Got Rhythm アイ・ゴット・リズム
4.オスカー・レヴァント(1906-1972):Blame It On My Youth 若気の至り
5.ガーシュウィン:サマータイム
ガーシュウィン:へ調のピアノ協奏曲
6.第1楽章:Allegro
7.第2楽章:Adagio
8.第3楽章:Allegro agitato
アール・ワイルト:ガーシュウィンによる超絶技巧練習曲より
9.Embraceable You 抱きしめたくなるようなあなた
【演奏】
キリル・ゲルシュタイン(ピアノ)
デイヴィット・ロバートソン(指揮)…1.6-8
セントルイス交響楽団…1.6-8
ゲイリー・バートン(ヴィヴラフォン)…4
ストーム・ラージ(歌)…5
【録音】
2017年4月7-9日 Powell Hall, St. Louis, MO ライヴ…1.2.3.6-8.9
2014年5月8日 Gilmore Festival,Williams Theatre, Kalamazoo…5
2012年4月30日 e Berklee Performance Center,Boston, MA…4
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2018年05月22日 00:00