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ダブリー(Dabrye)でお馴染みタッド・マリニックスによる新プロジェクト、エックス・アルテラ(X-Altera)がデビュー

X-Altera

プレフューズ73の正統後継とも称されるデトロイトの鬼才、タッド・マリニックスによるエクスペリメンタル・ビーツ・プロジェクト、エックス・アルテラのセルフタイトル・アルバムがリリース!CDフォーマットは日本のみ!

主にHIP HOPプロジェクトであるダブリー名義で知られる彼は、2018年エレクトロニカ~ブレイクビーツ・シーンの金字塔的作品として評価の高いデビュー作の『ワン/スリー』のリマスター・バージョン、そしてその三部作完結編となる『スリー/スリー』を続けてリリースし、大きな話題となっていた。

『スリー/スリー』と同時進行で制作が進んでいたという本作では、ハウス・テクノに一時興味が薄らぎ、ブレイク・ビーツに傾倒していた彼が、UKハードコア・シーンやドラムン・ベース、<Warp>のクラシックなIDMにふたたび感化されて作り上げたという、ディープなエクスペリメンタル・ビーツが炸裂。

デトロイト・テクノとロンドンのアンダーグラウンド・シーンが融合したこの作品には、タッド・マリニックスのキャリアの髄が凝縮されており、デトロイト・シーンの境地を彼がまた新たに切り開いたといえるだろう。

日本独自企画盤としてボーナストラックを収録!

ライナーノーツ(小林拓音)

 

【エックス・アルテラ】
プレフューズ73の正統後継とも称されるデトロイトの鬼才、タッド・マリニックスによる新たなるエクスペリメンタル・ビーツ・プロジェクト。数々の名義を使い分ける天才肌のプロデューサーである彼は、これまでに地元のエレクトロニカ/音響系インディーレーベルでもあった<Ghostly International>からHIP HOPプロジェクトであるダブリー名義で作品を発表しており、マシュー・ディアー等と共に初期からレーベルを支えているアーティストのひとりである。2001年にリリースしたデビュー作『ワン/スリー』はエレクトロニカ~ブレイクビーツ・シーンの金字塔的作品となり瞬く間に人気アーティストとなり、翌2002年に『インストゥルメンタル』をプレフューズ73ことスコット・ヘレン主宰レーベル<Eastern Development>から発表。2006年、エレクトロニックとヒップホップを融合させた2作目『トゥー/スリー』を発表。それから12年の時を経た2018年、最終章となる『スリー/スリー』をもって三部作を完結させた。同18年、新プロジェクトであるエックス・アルテラ名義でセルフタイトル・アルバムをリリース。

タグ : クラブ/テクノ

掲載: 2018年07月04日 09:21