キャロル・トンプソン(Carroll Thompson)、6年振りのニュー・アルバム『Sings Phyllis Dillon』
ラバーズ・ロックの女王として日本でも大人気のUK女性シンガー、キャロル・トンプソンが6年ぶりとなるニューアルバムを完成!
今回のアルバムでは1960~70年代に活躍、名盤『One Life To Live』を残す伝説のロック・ステディー・シンガー、フィリス・ディロンの楽曲16作品をカヴァーした話題作!サポートプロデュースに、UB40ベーシストであり、ジャネット・ケイのサポートするコリン・マクニッシュが参加。
この夏のラヴァーズ・ロック決定盤!
【キャロル・トンプソン:プロフィール】
ジャマイカ系移民の両親を持つ、幼少期から両親の影響でレゲエ、ジャズ、スカなどに触れ、学生時代は聖歌隊に入隊し、ゴスペルと出会い、様々なジャンルの音楽に親しみなが生活をする。学生時代には、将来の安定性を考え、薬学を専攻していたが、(ボニーMを生み出した)フランク・ファリアンとの出会いをきっかけに、カルチャークラブ(代表曲︓カーマは気まぐれ)のコーラスとして参加し、活動をしていた。その後、自身の音楽キャリアも意識し始め、21歳の時にソロアーティストとして、名曲"I'm So Sorry"や"Simply In Love"とイギリスを中しにヨーロッパのレゲエチャートに名を知らしめ、翌年BBCラジオが主宰するGLR(イギリスのレコード大賞)にて最優秀女性歌唱賞と最優秀女性楽曲賞を受賞する。
「ラバーズロックの女王」として活躍し、ジャンル問わず全てを吸収する彼女は、更にキャリアの幅を広げる為にも、マイケル・ジャクソンやスティング、チャカ・カーン等多数のアーティストのコーラスに積極的に参加し、後にサックス奏者コートニー・パインと出会い代ヒット曲"I'm Still Waiting"を作り上げる。更には、数年後デニーズ・ウィリアムス"Free"のカバーが、日本FMラジオを中心にヒットし、尚且つエヴァンゲリオン交響曲でもフューチャーされ、日本でも彼女の認知度はかなり上がる。現在でも、積極的に活動を行い日本人プロデューサーとの共作など行っており、ベテランながらも今後の活動も見逃せないアーティストである。
掲載: 2018年07月26日 16:09