トニー・アレン(Tony Allen)とジェフ・ミルズ(Jeff Mills)がコラボEP『Tomorrow Comes The Harvest』を発表
アフロ・ビートの父、トニー・アレンとテクノ・パイオニア、ジェフ・ミルズがコラボ作品を発表。10inch EP『Tomorrow Comes The Harvest』!
「おそらく今まで生きていた中で最高のドラマー。」―トニー・アレンに関するブライアン・イーノのコメント
「ジェフ・ミルズはテクノ界で最も偉大なアメリカ人。」―Resident Advisor
「ビートに全身をゆだねろ、でもビートの囚人にはなるな。」テクノのパイオニア、ジェフ・ミルズはこのことをあまりにもよく理解している達人。「ドラム・マシンやエレクトロニクスを使用しながら他のミュージシャンに縛られないライヴというのは、とても解放的な体験。」と彼は説明する。「私たちはいくつかのマスターテンポの時計で縛られていないので、パターンとプレス演奏をプログラムするだけでなく、私は自分の楽器を演奏してマシンで話すことができる。このテクニックを考案したことは重要でこれによって私はトニーと創造的に出会うことができた。 私たちはそれぞれ自分の仕事をするのだけど、一緒にやり遂げることができる。」
ミルズは、シークエンサーの暴動から自分自身を解放するための彼の探求に際し、アフロ・ビートの父よりも良いパートナーを望むことができなかった。 多くの人はトニー・アレンを生きている最高のドラマーの一人と考えている。 過去30年間で、ナイジェリアのルーツ音楽、多言語ジャズ、絶対的なゆるさと絶対的な正確さの両方を兼ね備えたトニーならではの楽器のシグナチュアーはウィルスのように世界中に広がり、デーモン・アルバーン、 シャルロット・ゲンスブールとモーリッツ・オズワルドなどの仕事にもこれまで参加している。
ジェフ・ミルズは、エレクトロニック・ダンスシーンのタイタンであり、常にシーンを牽引。1980年代のデトロイト・テクノ・シーンを生み出した最重要人物で、その後もエレクトロニック・シンフォニーや、未来や宇宙旅行にインスパイアされたサウンドトラックなどを作曲し、ビジュアル・アーティスト、コレオグラファー、クラシック・オーケストラ、さらには宇宙飛行士までさまざまなコラボを実現してきている。
トニー・アレンとのジェフ・ミルズのコラボレーションは、長く確立された談話における別のリズミカルな会話だが特別なものでもある。「私たちは、私たち2人よりも大きなものを実現するために協力しているんだ。これは本当に音楽だけでなく、私たちの心と精神の中でも純粋なコラボレーションなのだ。」とミルズは語る。
同じことがトニー・アレンにも当てはまる。 彼はすでに長いキャリアの間にかなりのエレクトロ・アーティストとコラボレーションしているが、これは特別だという。 「今までとの違いは、ジェフは私と一緒に演奏することができるけど、他の人は私と一緒に演奏することができないということなんだよ。わかるかい?」
なお、現在9月19日にパリで来年2月21日にロンドンでは2人のライヴが決定。来日公演もぜひ期待したい!
【収録曲】
A1 - Locked And Loaded A2 - Altitudes (exclusive)
B1 - On The Run B2 - The Seed
タグ : クラブ/テクノ
掲載: 2018年08月09日 10:43