ヴィオラ奏者ダナ・ゼムツォフの新録音!『エッセンティア ~ ヴィオラと管弦楽のための作品集』
ダナ・ゼムツォフは、両親ともに世界で活躍するヴィオラ奏者(ミハイル・ゼムツォフとユリア・ディナースタイン)で、叔父のアレクサンドル・ゼムツォフもLPOの首席奏者を務めた名ヴィオリストという、まさにヴィオラのエリート家系に生まれ、幼き頃から祖母や両親から英才教育を受けた才女。マーストリヒト音楽院ではミハイル・クーゲルに学び、欧州各国のコンクールで優勝、室内楽ではジャニーヌ・ヤンセンとの共演でも知られています。
そんな若き注目ヴィオリスト、ダナ・ゼムツォフのサード・アルバムは、初のオーケストラとのレコーディング。バルトーク、ブラームス、ブロッホ、パガニーニ、そして師で
あるミハイル・クーゲルが書いた、ヴィオラと管弦楽のための作品集(ブロッホとパガニーニは編曲もクーゲル)。
ユダヤ系ロシア人の両親の元、メキシコで生まれ、ノルウェーのフレンチ・スクールで学び、オランダで育ったという異文化・多文化の影響を色濃く受けて成長したダナ・ゼムツォフが、民俗・文化・宗教の香りが濃厚に漂う作品集で才覚を発揮します。
2018年6月の来日公演ではスロヴァキア・フィルを指揮したロシア気鋭の指揮者ダニエル・ライスキンとエストニア国立交響楽団の充実のサポートもポイント。
(東京エムプラス)
『エッセンティア ~ ヴィオラと管弦楽のための作品集』
【曲目】
バルトーク:ヴィオラ協奏曲(シェルイ・ティボール補完)
ミハイル・クーゲル:ヴィオラと弦楽オーケストラのための 《祈り》
ブラームス:ハンガリー舞曲第5番
ブロッホ:バール・シェム ~ ハシディック・ライフの3つの絵(クーゲル編曲:ヴィオラと弦楽オーケストラのための)
パガニーニ:「いとしいお母さん」による変奏曲 Op.10(クーゲル編曲:ヴィオラと管弦楽のための)
【演奏】
ダナ・ゼムツォフ(ヴィオラ)
ダニエル・ライスキン(指揮)
エストニア国立交響楽団
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2018年08月13日 00:00