ティチアーティ&ベルリン・ドイツ響のラヴェルとデュパルク!コジェナーも参加!
[Linn Records 公式チャンネルより]
この2018年9月に2期目を迎える音楽監督ティチアーティとベルリン・ドイツ交響楽団。彼らの2枚目のアルバムは、ドビュッシーとフォーレを収録した前作に続くオール・フレンチ・アルバム。今回もコジェナーが参加しています。
「ダフニスとクロエ」では、細部を描くティチアーティの精緻なコントロールが冴え渡り、美しい夜明けから色彩豊かな生命の躍動までを繊細かつダイナミックに描いています。
「高貴で感傷的なワルツ」では、優雅でありながらリズム感あふれる音楽づくりで作品のテクスチャを明確に提示しつつ、ラヴェルならではの極彩色の世界を存分に味わわせてくれます。
またラヴェルが「天才のなせる技」と呼んだデュパルクの歌曲は、ピアノ伴奏版ばかりが有名ですが何作かは管弦楽用に本人が編曲しており、いずれもとりわけ華やかなオーケストレーションに魅力があります。演奏音源の希少さもさることながら、これらとコジェナーの温かな歌声との相性の良さは素晴らしいものです。
(ナクソス・ジャパン)
【曲目】
1.ラヴェル:「ダフニスとクロエ」第2組曲
2.デュパルク:「旅へのいざない」(ボードレール詩)
3.デュパルク:「戦のある国へ」(ゴーティエ詩)
4.デュパルク:「悲しき歌」(ラオール詩)
5.デュパルク:「フィディレ」(ルコント・ド・リール詩)
6-13.ラヴェル:高貴で感傷的なワルツ
14.デュパルク:小夜想曲「星たちへ」
【演奏】
ロビン・ティチアーティ(指揮)
ベルリン・ドイツ交響楽団
マグダレーナ・コジェナー(メゾ・ソプラノ)…2-5
【録音】
2017年12月18-22日、ベルリン、イエス・キリスト教会
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2018年09月12日 00:00