注目アイテム詳細

ダニエーレ・ロッカートによるステファノ・スコダニッビオが残したコントラバス作品集『Alisei』

スコダニッビオ

2012年に亡くなった天才コントラバス奏者ステファノ・スコダニッビオは、コントラバスのために類稀な作曲もしました。
アルバム『Alisei』(「貿易風」という意味)に収録されている独奏バス、2つのバス、バス・アンサンブルのための作品にはその特徴がよく表れています。
中でも世界初録音となる『Ottetto』は彼が生涯をかけて創出し発展させた広範囲にわたるテクニックのすべてが並外れた手法でまとめられています。
ダニエーレ・ロッカートはこの作品を「彼の非常に気高い遺産」だと表明しています。ロッカートはスコダニッビオとともにコントラバスのアンサンブル「Ludus Gravis Ensemble」を設立しました。ロッカートはソロ奏者として、ヴィルトゥオジティを限界まで求めて「バスに本当の声で歌わせる」作品、『Due pezzi brillanti』に挑戦しています。2つのバスのための『Da una certa nebbia』も世界初録音で、この曲はアメリカの作曲家モートン・フェルドマンの作品への賛辞を表しています。
(ユニバーサルミュージック)

『ステファノ・スコダニッビオ:ALISEI』
【曲目】
ステファノ・スコダニッビオ(1956-2012):
1) Alisei
2) Ottetto*
3) Due pezzi brillanti
4) Da una certa nebbia*

*世界初録音

【演奏】
ダニエーレ・ロッカート(コントラバス)
Giacomo Piermatti(コントラバス)(4)
トニーノ・バッティスタ(指揮)
Ludus Gravis Ensemble(2)
【録音】
2014年2月-3月、ペルージャ、Pitch Audio Reseach(1, 3, 4)、ローマ、Studio Controfase(2)

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2018年10月03日 00:00