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カントゥス・チューリンギア『時は止まって』~16世紀から17世紀のイギリス声楽作品集

カントゥス・チューリンギア

16世紀から18世紀の作品を手がける声楽アンサンブル「カントゥス・チューリンギア」の、DHMへの初録音。
アンサンブルの名前どおり主に中部ドイツの作品の復興に努めていますが、この録音ではあえて16世紀から17世紀のイギリスの音楽を演奏。当時の多岐にわたる「メランコリー」をテーマとしたもので、つまり別れ、愛の悲しみ、厭世観などが表現された音楽をトマス・タリス(1505-85)、マシュー・ロック(1621-77)、ヘンリー・パーセル(1659-95)、ジョン・ダウランド(1563-1626)の中から選曲しています。
各作曲家の独自のスタイルで書かれた楽曲。ダウランドの世俗的な音楽だけでなく、ロックやパーセルの宗教的音楽にも、共通した「メランコリー」が含まれています。繊細なハーフトーンで満たされた、真実味を伴った音楽は、時間が本当に静止しているような美しさです。
(ソニーミュージック)

『時は止まって~Time Stands Still』
【収録予定曲】
1. トマス・タリス:『おお主よ、汝にすべてをまかせん』
2. マシュー・ロック:『誰が、キリストの愛から私たちを離れさせるのか』
3-8. マシュー・ロック:『リコーダーと通奏低音のための組曲第4番』
9. ヘンリー・パーセル:『神は優しく気にかけてくださるのです』Z.143
10. ヘンリー・パーセル:『いつも主にあって喜びなさい』Z.49
11-14. ヘンリー・パーセル:『リコーダー、ヴィオラ・ダ・ガンバ、テオルボ、チェンバロのための組曲』
15. ジョン・ダウランド:『時は止まって』
16. ジョン・ベネット:『涙せよ、わが瞳』
17. ジョン・ダウランド:『流れよ、わが涙』
18. ジョン・ダウランド:『ファンシー』
19. ジョン・ダウランド:『わが過ちを許してくれようか?』
20. ジョン・ダウランド:『きみよ まだ帰らないでくれ』
21. ジョン・ダウランド:『リュートのためのプレリュード』P.98
22. ジョン・ダウランド:『おいで、もう一度』
23. ジョン・ダウランド:『今こそ別れねばならぬ』
【演奏】
カントゥス・チューリンギア(声楽アンサンブル)
【録音】
2018年5月8-10日、ドイツ、グレフェンローダ、聖ラウレンティウス教会

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2018年10月11日 00:00