ゴーティエ・カピュソンによるシューマン:チェロ協奏曲、チェロのための室内楽作品集
[Warner Classics 公式チャンネルより]
アルゲリッチ主宰の「ルガーノ・フェスティヴァル」での、アルゲリッチそして兄ルノーとのライヴ録音でとりあげた室内楽作品がこの企画の芽吹き、ハイティンク指揮&ヨーロッパ室内管弦楽団との初の協奏曲での共演で再び具体化し、数度の共演を経て、チェロ協奏曲のライヴ録音が結実。「小さい時からの信頼感で繋がった兄や仲間たちとのライヴ録音を制作するのは素晴らしく、感動的な経験」と語る、ゴーティエ・カピュソンの新録音。
ハイティンク指揮とのチェロ協奏曲は初発売音源。全てライヴ録音によるシューマンの作品集は、たっぷりなロマンティックによる熱く濃厚な演奏となっています。フロントカヴァーはヴェルサイユ宮殿内の庭園でのショット。
2019年1月11&12日、ステファヌ・ドゥネーヴ指揮のNHK交響楽団と、「サン=サーンス:チェロ協奏曲」で共演のため来日。
(ワーナーミュージック)
【曲目】
シューマン:
1-3.チェロ協奏曲 イ短調 Op.129
4-5.アダージョとアレグロ 変イ長調 Op.70
6-8.幻想小曲集 Op.73
9-13.民謡風の5つの小品 Op.102
14-17.幻想小曲集 Op.88
【演奏】
ゴーティエ・カピュソン(チェロ)
ベルナルト・ハイティンク(指揮)(1-3)
ヨーロッパ室内管弦楽団(1-3)
マルタ・アルゲリッチ(ピアノ:4-17)
ルノー・カピュソン(ヴァイオリン:14-17)
【録音】
2015年11月12-13日、アムステルダム、コンセルトヘボウ(ライヴ)(1-3)
2010年6月、ルガーノ音楽祭(ライヴ)(4-5)
2011年6月11日、ルガーノ音楽祭(ライヴ)(6-8)
2012年6月25日、ルガーノ音楽祭(ライヴ)(9-13)
2009年6月、ルガーノ音楽祭(ライヴ)(14-17)
[UHQCD仕様]
[ゴーティエ・カピュソン]
1981年フランスのシャンベリイ生まれ。4歳からチェロを学び、シャンベリイ音楽院から、パリ高等音楽院で学ぶ。フィリップ・ミュラー、アニー・コチェ=ザキーヌに師事、ウィーンでハインリヒ・シフにも学んだ。2001年には、フランスのVictoires de la Musiqueで”New Talent of the Year”を受賞、一躍新世代を代表するチェリストとして注目を浴びた。ハイティンク、ナガノ、ブーレーズ、ガッティ、小澤、アバドなどと共演、また室内楽にも積極的に取り組んでいる。使用楽器は1701年製、マッテオ・ゴッフリラー。
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2018年11月05日 00:00