12月2日更新:『ザ・ビートルズ(ホワイト・アルバム)』50周年記念エディション発売記念、マスターズ・チョイス ビートルズ・スペシャル!毎日更新!
今から50年も前、この1枚が世界のロックの歴史を変えた。21世紀の今なおその評価が揺らぐことはない、まさに金字塔
The Beatles『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』
兄に「ビートルズはこのアルバムから聴きなさい」と教育され、小学生の頃、ジャスコのCD屋(店名は「アビイ・ロード」!)で自分の小遣いで初めて買った1枚がサージェント・ペッパーズだった。期待していた代表曲(“抱きしめたい”とか“She Loves You”とか)はおろか、知ってる曲が1曲も収録されていないことに小学生の僕は落胆し、「騙された」と兄を恨んだ。仕方がないので我慢して聴き続けるも「これが金字塔」とはすぐに思うことは出来ず。それでもジャケットやアートワークは好きで、何度も眺めたりブックレットを読んだりしていた。このアルバムが名盤と謳われる意味が分かるようになったのは、その後いろんな音楽に触れるようになってから。子どもの頃に聴いた影響で曲順/メロディーが脳に染みついているから、大人になった今、スーパーDXエディション(2017年)のセッションや未発表テイクを聴いて、この作品の奥深さや今でも新しい発見があることを心から嬉しく思っています。
大高店:切通 雄介
切通 雄介の「私とビートルズ」
“In My Life”(アルバム『ラバーソウル』収録)。ジョンのやさしい歌声。人生最後、旅立つ日にはこの曲を聴いていたい。
タグ : マスターズチョイス
掲載: 2018年12月02日 17:00