坂本龍一氏がお気に入りのレストランの為に制作したプレイリストに選出。話題のh hunt(エイチ・ハント)による作品『playing piano for dad』
素性はまったく明らかにされていない。2016年にデジタル配信のみでリリースされ一部のファンにのみ認知されていた作品が、2018年の坂本龍一がお気に入りのレストランの為に、個人的に好きな楽曲を選んだプレイリストに収録される。
“お父さんの為のピアノソング“というタイトルと、”愛する人がいるなら、その気持ちを伝える最善の方法を探しなさい”とだけ記されたジャケット写真。
そして本作品で聴く事のできるのは、暖かみのあるピアノのサウンド/演奏者の鼻歌/鍵盤をタッチする音。まるで演奏しているその場所を目の前に感じさせてくれるサウンドは、アルバムを聴き終えた時に小さな感動を与えてくれます。多くの事を想像させてくれる音であり、暖かみを与えてくれる音であり、愛する人を思い出させてくれる音。ニルス・フラームの『スクリューズ』や、ゴールドムンドの『コーデュロイ・ロード』が好きな人には聴いてもらいたい作品。一生付き添ってくれる一枚になるでしょう。
【収録曲】
1.c u soon — すぐに会いましょう
2.having a bath — お風呂
3.journeys — 行脚
4.wrong i — 不可
5.wrong ii — 不可 2
6.pêche (sketches) — 桃
7.11e — 11日
8.rice wine — 日本酒
9.pêche ii — 桃 2
10.nice arp — 素敵なアルペジオ
11.go home — 家に帰る
【h hunt(エイチ・ハント)】
素性は全く明らかにされていないピアニスト。2016年にUKのレーベルtasty morselsよりリリースされた『プレイング・フォー・ピアノ』のみをデジタル配信のみでリリース。この作品は2015年にフランス パリのferberスタジオでレコーディングされた。2018年12月に日本のみで『プレイング・フォー・ピアノ』がCD化される。
タグ : ポスト・クラシカル
掲載: 2018年12月17日 12:29