フローレス&カルク出演!マリオッティ&ミラノ・スカラ座2018年上演のグルック“歌劇「オルフェとウリディス(オルフェオとエウリディーチェ)」”
[Teatro alla Scala 公式チャンネルより]
日本語字幕付き
スカラ座で収録された、フローレスとカルクによる「オルフェとウリディス」が登場。1762年にウィーンで初演されたグルックの「オルフェオとエウリディーチェ」は、脚本と音楽の関連性を重要視したオペラ史の改革的作品であり、そのおよそ12年後にはパリでフランス語版の上演も行われました。この時は言語がイタリア語から変更されただけでなく、主人公オルフェ(オルフェオの仏語)のアリアを移調してカウンターテノールからテノールへ変更、オルフェのアリアの追加、バレエ音楽の追加、有名な「精霊の踊り」の拡張、楽器の変更など様々な改訂が行われました。
この映像には、2015年コヴェントガーデン王立歌劇場で上演されたプロダクションを、2018年にミラノ・スカラ座で再演した舞台を収録。
テノールへ変更され力強くなったオルフェですが、フローレスの艶やかな歌声もあって、カウンターテノールで聴きなれた方にも大きな違和感は感じられないでしょう。フローレスならではの情感豊かな表現と、カルクとサイードの好演が物語を大いに盛り立てています。
舞台は一見簡素ながら、ステージにオーケストラがせり上がる仕掛けなど工夫を凝らしたもの。
またバレエはグルックの音楽にモダン・ダンスが絡むものとなっており、近代を思わせる衣装もあいまって、様々な様式が魅力的なハーモニーを奏でるステージとなっています。(ナクソス・ジャパン)
【曲目】
グルック:歌劇「オルフェとウリディス(オルフェオとエウリディーチェ)」 三幕の悲劇
台本:ピエール=ルイ・モリーヌ(ラニエーリ・デ・カルツァビージ原作) 1774年パリ版
【演奏】
フアン・ディエゴ・フローレス(テノール)…オルフェ(オルフェオ)
クリスティアーネ・カルク(ソプラノ)…ウリディス(エウリディーチェ)
ファトマ・サイード(ソプラノ)…アムール(アモーレ)
ホフェッシュ・シェクター・カンパニー(舞踊団)
ミケーレ・マリオッティ(指揮)
ミラノ・スカラ座管弦楽団
ミラノ・スカラ座合唱団
合唱指揮:ブルーノ・カゾーニ
舞台監督:ホフェッシュ・シェクター&ジョン・フルジェームズ
振付:ホフェッシュ・シェクター
セット&衣装:コナー・マーフィ
照明デザイン:リー・カラン(アンドレア・ジレッティ上演)
制作:コヴェントガーデン王立歌劇場(ロンドン)
【収録】
2018年3月14、17日 ミラノ・スカラ座
[輸入盤は日本語字幕付き]
[国内仕様盤は日本語字幕/解説付き]
[輸入盤は日本語字幕付き]
[国内仕様盤は日本語字幕/解説付き]
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2018年12月28日 00:00